次回の上映会は11月16日(土)。市岡康子さんを迎えて『クラ――西太平洋の遠洋航海者たち』と『女の島 トロブリアンド』の二本立てです

『うんこと死体の復権』、6月3日よりポレポレ東中野で公開

関野吉晴さんの初監督作品『うんこと死体の復権』というドキュメンタリー映画が、8月3日(土)からポレポレ東中野で公開されています。地平線会議でもおなじみの糞土師・伊沢正名さん(第372回第538回地平線報告会・報告者)も登場。映画の根幹にかかわる重要な思想を語ってくれます。

この映画にかける関野さんの考えは、7月の地平線通信543号に掲載されています。関野さんの長年の思いが集大成された、読みごたえのある長文です。このサイトにも転載しておきました。

第1週目は多彩なゲストが出演しての舞台挨拶やアフタートークが続くようです。詳しくは以下のページをご参照ください。

▼ポレポレ東中野・『うんこと死体の復権』イベント情報
https://pole2.co.jp/news/66a843a6f140d032be83cc05

▼ポレポレ東中野(上映スケジュール)
https://pole2.co.jp

▼『うんこと死体の復権』公式ウェブサイト
https://www.unkotoshitai.com/

関野吉晴さんからひとこと

うんことか死体を食べるムシたちがいる。うんこ虫や死出虫(シデムシ)、蝿、蛆(うじ)虫など、嫌われ者、鼻つまみ者のチャンピオンだ。

多くの人は目を背けるが、この映画の主人公3人は、絶滅危惧種や頭がいい、かわいい生き物にはとんと興味がなく、嫌われ者、鼻つまみ者の虫たちに金メダルを与えようと獅子奮迅の努力をしている。

この映画では、不潔だ、気持ち悪いと嫌われ、疎まれている存在に信じ難いほどに関心を抱き、執拗に観察し、絵を描き、論文を書く。或いは 50年間野糞をし続けるおじさんたちを追いかけていきます。

是非この映画を観て下さい。きっと、あなたの常識を覆します。(公式サイトより転載)

この記事を書いた人

地平線キネマ倶楽部事務局。デジタルエディター。北部パキスタン文化研究者

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