古来よりアンデスの人々は、太陽を神として崇めてきました。
その光は大いなる恵みとなり、人々の暮らしを照らしてきたのでした。
先住民出身の写真家マルティン・チャンビは、1891年チチカカ湖にほど近い
ペルー・アンデスの村に生まれました。
少年時代に写真と出会い、1920年代から50年代にかけて
インカ帝国の旧首都クスコを拠点に、アンデスの風景と人々を
その深い眼差しと卓越した技巧で刻み続けました。
『光の詩人』と呼ばれたマルティン・チャンビの写真を通して、
100年前のアンデスの光を目にすることができるのは、まさに奇跡のような体験でしょう。
白根 全(カーニバル評論家/ラテン系写真家)
Photo©Martin Chambi/Archivo Fotografico Marthin Chambi Cusco, PERU
会期:2025年1月12日(日)~1月25日(土)
12:00~18:30
定休日:毎週木曜日
入場無料:1ドリンクオーダーをお願いいたします
会場:ひねもすのたり 器&café
JR中央・総武線 阿佐ヶ谷駅 徒歩3分
東京都杉並区阿佐谷北1-3-6・2F
TEL 03-3330-8807
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- いずれも要予約、先着順です。お早めにお申し込みください。予約は氏名、連絡先を明記の上、「松原 yri03765@i.softbank.jp」までお願いします。確認のメールを送付します。
- イベント開催中は写真の閲覧はできませんので、ご了承ください。
- 会期中にペルーより産地直送の織物、染め物、民芸品なども展示即売いたします。