今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算566回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと530回目となります)。
今月の報告者は、国立民族学博物館で、念願のドルポ企画展を開催した稲葉香さんです。
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あるくことは生きること
「土地と人に惚れ込んじゃった」と言うのは写真家/美容師/ドルポ探求家の稲葉香さん(53)。ネパール北西のチベット文化圏ドルポに'03年から通い続けています。難病とも言われるリューマチを10代の頃から患っていますが、ネパールに行くと痛みを忘れます。「現地まで8日間歩くけど、出発地に立つと痛みが半減し、着くとゼロになる。私にとって高地を歩くのは生の証みたいなもの」 「同じ病を得ながら明治期に経典を求めて同地に潜入した僧侶、河口慧海の足跡を辿る旅が原点でした。ドルポに詳しい登山家の故・大西保氏を師と仰ぎ、'19年には現地で越冬。「ドルポの人たちには、人間と自然の境界がないみたい。一緒に暮らしていると彼らがだんだんケモノのように見えてきて、自分もそうなっていくのが嬉しい。天国が本当にあるなら、ここじゃないかと思う」。 今年3/12〜6/16には、大阪の国立民族学博物館で、念願のドルポ企画展を実現しました。「国内にドルポ研究者が少ない中、関わってきた方々のことを民博に刻みたくて」。 今月は香さんに、ドルポの尽きせぬ魅力を語って頂きます。 |
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地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間などを除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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