今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算564回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと528回目となります)。
今月の報告者は、北海道大学探検部OGで、「ちえん荘」住人の笠原初菜さん。北海道の森に育まれた暮らしについて語っていただきます。
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森に育まれた暮らし
「物々交換で生きていけたらさいこうですね〜」というのは笠原初菜さん(32)。北海道で「ちえん荘」という共同生活の場をベースに、時間や経済に追われない柔軟な暮らしのあり方を探っています。 父親が南富良野町郊外で野外学校のガイドをしており、幼少期の遊び場は森の中。様々な人たちが出入りする学校の丸太小屋で過ごした犬家族のような共同生活が原体験にあります。「留学していたモンゴル人の子どもたちと遊び回ったり、カナダ人スタッフの英語に憧れたことも」。小学生の頃は毎夏、家族で人のいない浜辺にキャンプを張り、一週間ほどたき火で生活する行事も恒例でした。 北海道大学で文化人類学を学び、修士課程ではネパールのランタン村に留学も。社会問題にも関心が募り、フィールドワークも生かせる職として新聞記者になりますがなじめずに退職。そんなときに大学探検部の仲間たちと旭川で始めたのが「ちえん荘」でした。名称は林業を志すパートナーが命名。「チェーンソー」や「遅延」などをかけ、ゆっくり自由に議論を交わし夢を語れる部室のような場です。 現在は南富良野に拠点を移し、新たな方向を模索中。初菜さんはイス張り職人の修行中。この秋開催される『地平線モリズム西興部』にもスタッフとして参加します。今月は初菜さんに、北海道の森に育まれた暮らしについて話して頂きます! |
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地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間を除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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