今月の地平線報告会


2015年1月23日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算429回目の地平線報告会となります。


1月の地平線報告会は、第4金曜日の23日(金)に、いつもの新宿スポーツセンターで実施します。今月も午後6時30分からの開催となります。

報告者は、カーニバル評論家の白根全さん。米国との国交正常化が半世紀ぶりに決まったキューバのこれまでとこれからについて、話していただきます。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

キューバの呪い

  • 1月23日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター2F

「最初はさあ、'30年代の魔都ハバナのイメージを追ってキューバに行ったわけ。頽廃のカケラを求めてね。でも思ったよりずっと奥深いキューバにハマっちゃった」と言うのはカーニバル評論家の白根全さん。'89年の初訪から今までに29回も通うほどキューバ共和国に魅せられています。

アメリカまで145kmのカリブ海に浮かぶ小国でありながら、'59年の革命以来、社会主義国として独立を保っているキューバ。超大国と敵対し続けながら独自の音楽、文学、芸術にラテンの陽気な文化が息づき、福祉のみならず教育、医療、スポーツは世界的高水準。フィデル・カストロというカリスマ的指導者を抱いていますが、偶像崇拝を禁じ銅像もお札の肖像もありません。宗教の信仰も原則自由です。

「キューバはあらゆる意味で世界の例外の国なのよ。このオモシロさの呪縛から逃れたいけど逃れられないわけですよ」と全さん。昨年末、54年間国交断絶していたアメリカとの関係改善が発表され、今後の動向が注目されるキューバ。今月は、この25年に渡り、ソ連との蜜月時代から今に至るキューバの変化を定点観測してきた白根さんに、ナマのキューバの姿を語って頂きます。お聞き逃しなく!!


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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