今月の地平線報告会


2011年8月27日(土)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算388回目の地平線報告会となります。

今回は土曜日のためいつもより早く12:30から開始となります。ご注意ください。

二次会はいつもの北京で。


2011年8月の地平線報告会は、27日(土)です。場所は、いつもの新宿区立新宿スポーツセンターで。報告者は、海のグレートジャーニー「黒潮カヌープロジェクト」を4年がかりで終えた、関野吉晴さん。以下は地平線通信382号に掲載された案内より。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

太古の風、光、匂い、そして‥

  • 8月27日(土) 12:30〜16:00
  • ¥500
  • 於:新宿区立新宿スポーツセンター(03-3232-0171)

「自分の腕力と脚力だけで旅をするグレートジャーニーのルールに加えて、今回は《必要な素材は自然から作り出す》という、より厳しい“しばり”を課したからこそ見えてくるものが一杯あったよ」というのは医師で探検家の関野吉晴さん。

教鞭を執る武蔵野美術大学の学生たちと共にスンダランドから古代舟で黒潮に乗って日本を目指す「黒潮カヌープロジェクト」は、かくて舟を造るのに必要な鉄器を得るために砂鉄を集めてタタラ製法で鉄を作るところから始まりました。こだわりの末にできた「縄文号」と「パクール号」は'09年4月にスラウェシ島を出航。断続的な航海の末、今年6月に石垣島に到着します。

「ヒトの五感はすごいんだ。海の深さは色でわかるし、音や匂いで陸との距離感がわかる。でも海図やコンパスがあればこういう感覚が眠ってしまう。今回のコンセプトのおかげで古代人の営みに思いを馳せられて“気づき”がたくさんあったしね」。

今月は関野さんに、4年間にわたったプロジェクトの最終報告をして頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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