今月の地平線報告会

2005年4月22日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算309回目の
地平線報告会となります。


4月の地平線報告会(通算309回になります)は、22日(金)18時30分から、いつもの榎町地域センターで開催します。報告者は、3月19日に帰国したばかりのシール・エミコさんとスティーブさんのお二人。がんの治療のために2001年に帰国以来、ようやく再開したパキスタンのフンザからインドのタージマハールまての旅の模様を語っていただきます。タール砂漠周辺の古都を訪ねる、「汗を流した! 命をかけた!」(エミコさんのメールより)旅。いつものエミコ節を堪能させてもらいましょう。

以下は、旅の途中の2月22日、ジョドプールからいただいたメールからの抜粋。どんな旅だったのかが、じんじんと伝わってきます。

「町には、130mの丘に36m高さの壁がさえぎるマハラジャのフォートが聳え立ってます。その下に青い壁の家々が並び、ここ、haveli guest house の屋上から見上げる景色は言葉にならないほどの絶景(どひゃ〜)!! 今までで一番深く心に焼きつく『町』となりました。

生きてここに来れてよかったです。4年前の今日を思うとつくづくそう思いました。もしチャンスがあれば、というか、つくってでも来てみてください!! 500年の歴史が太陽と空気と風に漂ってる町です。」

なお、4月4日(月)のTBS/毎日放送系の『News23』でも、この旅の模様が紹介されるそうです。

以下は、地平線通信305号に掲載された案内より。(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

4年越しのタージ・マハル

4月22日(金曜日) 18:30〜21:00
 ¥500
 於:新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)


「関空から飛行機が離陸したとき、むくわれたーって思ったよ。この日を夢見て頑張って、こんだけ回復したんやなーって」。4年前、旅の途中でガンに倒れ闘病生活を送っていたシール・笑みこさんが、この1月※に旅を再開しました。医者から許可された時間は3ヶ月。病前と同じく、自転車での寄り道旅。「お金や政情に左右されることはあっても、時間だけは制限ナシいうのが私達の旅のスタイル。でも今回はこの制約がいい励みになったカナ。思いきり楽しんできました。はじめてのインドも、思ったより治安が良くてビックリ」。

日程の半分くらいの日々、体調がすぐれなかったにもかかわらず、予定通りパキスタンのアボタバードから、インドのアグラにゴール。疲労から免疫力が低下したものの回復し、いまは奈良の古民家で静養生活を楽しんでいます。

今月は笑みこさんと、パートナーのスティーブさんに4年と3ヶ月の2人の「旅」を語って頂きます。千客万来

※地平線通信では「この1月」となっていますが、お二人が旅を再開したのは昨年12月20日です。お詫びして訂正いたします。



地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



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