今月の地平線報告会

2003年8月25日(月)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算288回目の
地平線報告会となります。


今月の地平線報告会は、25日(月)です。先月は同じ新宿区の榎町地域センターで実施しましたが、今月は再びいつもの「牛込箪笥区民センター」に戻ります。どうぞ、お間違えのないよう。

報告者は、坪井伸吾君(同志社大学アドベンチャー同好会OB)。バイクによる足かけ11年がかりの世界一周、世界各地で挑む大物釣り、手作り筏によるアマゾン河下りなど、多彩な地球体験を続けてきた旅人です。96年の夏に神戸で開催された「地平線報告会・拡大神戸集会」に、11年がかりの世界一周から戻っきたばかりでまだ日本に慣れずにボケています、と突然登場してみんなを驚かせたのが、つい最近のことのように思い出されますね。

その型破りな行動を語る場として、神戸在住時には定例の報告会&飲み会が開催されていたそうで、東京に住む身としてはうらやましくてなりませんでした。坪井君ならではのユニークな人生観に魅了される人が、続出したとか。窓社より刊行されている『アマゾン漂流日記』と『僕流その日暮し』には、そのあたりのエッセンスがぎっしりと詰まっています。

そんな坪井君の報告会を、東京でも開催できることになったのをとてもうれしく思います。あまりにも豊富な旅歴を全部語ってもらうなんて、とうてい不可能ですから、今回は「アマゾン河筏下り」と「人力車東海道五十三次徒歩走破」を語ってもらうことになりました。どんな報告会になるのか、ほんとうに楽しみです。[丸山]

坪井君のホームページ:http://www.ne.jp/asahi/siesta/tsuboi/

以下は、地平線通信285の案内より(絵と文・長野亮之介)


0からの旅へ

92年。9月から行動予定のアマゾン川筏下りを前に、坪井伸吾さんは断食をはじめた。宿便を出して体調を調えよう、くらいの気持ちだった。サンパウロにアパートを借り、パンと水だけに。やがて水のみへと進む。

「毎日1キロずつ減りましたね。水だけで10日目に、これはヤバイと思ってひと口パンを食べたら、歩けるようになった。人間の体は結構タフです!」

結局、この「準備」で自信をつけた彼は、裸一貫でアマゾン川5000キロを楽しみました。思いつくと、とことんやらないと気がすまない。常識的な情報にはまどわされない。「ひらめき」を指針に、ゼロからスタートする旅が、坪井さんのスタイルです。その原点は、大学4年の時に決行した、「人力車による東海道53次走破」でした。

以後、バイクを足に世界一周に挑戦。傍ら、各地の魚釣りに挑戦。もちろん川下りにも余力を残し……と休みなく旅を続けてきました。

今月は坪井さんに、坪井流ゼロからの旅の醍醐味を語って頂きます。乞御期待!


今月の会場は、ここしばらく常連となっている新宿区の「牛込箪笥区民センター」。地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」の真上なので、アクセスは抜群。地下鉄東西線神楽坂駅からも徒歩10分、大久保駅と新橋駅を結ぶ都バス(橋63)の牛込北町バス停もすぐ近くです。

会 場:牛込箪笥区民センター(東京都新宿区箪笥町15番地 〒162−0833/03-3260-3677)
       都営地下鉄大江戸線:牛込神楽坂駅 A1出口徒歩0分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 2番出口徒歩10分
       都バス(橋63)大久保駅〜新橋駅:牛込北町バス停下車(大久保通り沿いです)
       公式地図はこちら:http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261400tansu/annaizu.htm
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください



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