高見亜希子さんからのメッセージ


「四万十・黒潮エコライフフェア」の事務局長として活躍中の川村祐子さんが、地平線通信280号のために寄せてくれたEmailから。


●川村祐子さんから…2003.3.7…高知県中村市発《E-mail》
…四万十・黒潮エコライフフェア事務局長。文中「この人」とはもちろん山田高司さんのこと

◆今から1年3ヶ月前この計画が私のところにまわってきた。「実施主体は県」だという大いなる思い込みととんでもない勘違い、そこからスタートした。

◆ほとんど途方に暮れる中、ある会でその人を見つけた。このフェアの基本理念にしようと考えていた今では手垢にまみれた言葉、でも私は信じている「Think globally, Act locally」という言葉。心の中で「この人、この人だよ」と叫んだ。しかし、彼は開口一番、「俺はエコはきらいだ!」。そうだよねぇ、アフリカの生死をみてきた人にとって、“何がこの能天気な日本でエコだ”と私は勝手に解釈し、このことを心に留めておいた。

◆そして1年が経ち、年明けととともに突然、ローカルの回路もこの流域でつながりはじめ、グローバルの回路も「地平線会議」とつながった。

◆私達、この流域の民は、森、木、川と共に、ローカルにこの地にふんばって生きている。でも、私達は日常本当にはそれらを見ようとはしていない。だからこそ、私達もあなたがたも宇宙からこの地を見るまなざしで、196kmの蛇行をくり返す四万十川のもとにお互いつどいあい、一緒にこのエコフェアをつくりあげていきませんか?


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