■Appendix 4…これまで実施した［写真展・地平線発］2

［写真展・地平線発］の第三弾は、横浜のパン屋さん「本牧館」で開催。これまでの2回の会場は、大小の違いはあっても専用の展示スペースを使ったものだったが、ここではごくふつうのパン売り場の壁面に、27点の作品を展示した。なかにはじっと見入っていく人もいて、興味深い試みとなった。写真展のカタログや地平線会議発行の本は、レジでパンといっしょに精算する。

表通りに面した3階＋屋根裏のチロル風建物。横浜山の手の奥様たちが、車や自転車などで買いにくる。

ショーウィンドウにはタペストリーが掲げられ、道路から見ても目立つ。右は写真展の開催を告げる案内パネル。

店内風景。ショーウィンドウの内側に小さなコーナーを設けて、作品やカタログ、チラシなどが並べられている。

パンがずらりと置かれた棚の後ろに、作品が展示されている。お客さんの目には必ずはいっているはず。

「本牧館」では多くの作品が展示できなかったため、徒歩10分のところにある「トヨタカレリア」を急遽第二会場とし、1階のカフェテリアと2階のショップを使って総計115点の展示をおこなった。9月1日の初日には、永瀬忠志さんの講演会も実施。すぐ並びにある「マイカル本牧」をめがけて、休日には若者たちや若い家族連れが殺到するそうで、多くの人の目に触れることになり、楽しみだ。

トヨタ車のショールームである「トヨタカレリア」。1階左手がカフェテリア、2階はハーブ屋さんと多目的ホール。

カフェテリアの壁面にずらりと掲げられた作品。釘が打てないので、天井から長いワイヤーで吊ってある。

さまざまなハーブや関連する小物類、書籍などが並ぶお洒落なお店「ハーブの館」。壁面の余白に作品を展示した。

2階のハーブショップの一角にある大きなホールの入口。その手前のスペースの壁面にも、作品をずらりと並べた。

大阪から永瀬忠志さんを迎えてスライドとお話の会を開催。2時間半の大熱演の後、擦り切れた靴を見せてくれた。

結婚披露パーティなど、さまざまなイベントに使われる円形のホール。司会の長野さんが地平線会議を紹介する。