- 山田高司 YAMADA Takashi
- 東京農業大学探検部OB。 1979年に南米の3大河川を航行したのを皮切りに、世界中の河川をカヌーでつないで回ろうという壮大な計画を立案。
85年、西アフリカのセネガル川から東アフリカにむけての旅に出たが、アフリカ特有の内戦激化により、ウガンダ→スーダンの国境がどうしても超えられず、カヌー行は、87年に中断。
91年より、NGOの「緑のサヘル」のメンバーとしてチャドに滞在して、砂漠の緑化・植林に取り組むようになる。サハラ砂漠南端の河川流域を旅したときに、人々の生活の厳しさや砂漠化の驚異を目の当たりにして、自分の無力さを実感したのが、ボランティア活動に踏み込むきっかけになったという。
緑のサヘルの活動は着々と実りつつあるが、今年の夏は7/11から9/3かけて利尻島から屋久島までの「日本縦断サイクルキャンペーン」を実施。2台の自転車で3186kmを完走し、各地で38回もの報告会を開いて、アフリカの緑化への理解と支援を訴えてきた。
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