今月の地平線報告会

2004年12月24日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算305回目の
地平線報告会となります。


 12月の地平線報告会(通算305回になります)は、24日(金)18時30分から、いつもの榎町地域センターで。今回は、地平線の創設メンバーの一人で、ノンフィクション作家の森田靖郎さんにご登場いただきます。

以下は地平線通信301号に掲載された案内(絵と文:長野亮之介)です。


地平線通信裏表紙

地平線のタマゴ

12月24日(金曜日) 18:30〜21:00
¥500
 新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)

年報『地平線から』を知っていますか? 79年から83年まで毎年刊行し、その後変則的に数年をまとめた3冊を出版。現在は休刊中ですが、この年報こそ、地平線会議創設の核でした。「こだわったのは三点。『同時代』、『当事者の声』、『活字』。皆で、何でも活字にしちゃおうと思った。外に向けて、活字で発信することで、はじめて出来事が『記録』になる。生の声じゃだめなんだ」と言うのは、最初の5冊の編集長を務めた森田靖郎さん。

当時コピーライターだった森田さんは、その後ノンフィクション・ライターの世界へ。中国をフィールドに、主に密航者を追ったルポを発表してきました。今秋「見えない隣人から小説・中国人犯罪〜」を上梓。事実や記録の中から『真実』を抽出する方法として、フィクションに辿り着きます。

「迷路の中に、かすかな明かりを見いだしたところ。年報時代から暖めてきたタマゴをようやく孵化できそうな。できれば既成のジャンルに属さない、新しい方向に育てたいね」と森田さん。

今月は「モリタ流」のお話。クリスマス・イブ特別ライブとして、森田さんのフォルクローレの演奏もあります!


2003年9月の地平線通信でもお知らせしたように、当面、新宿区の公共施設「榎町地域センター」で地平線報告会を開催していくことになりました。地下鉄 東西線の早稲田駅のほど近く。早稲田通りと外苑東通りが交差する弁天町交差点にある交番のすぐ裏手です。神楽坂駅や牛込柳町駅もさほど遠くありません。

会 場:榎町地域センター(東京都新宿区早稲田町85 〒162−0042/03-3202- 8585)
       営団地下鉄東西線:早稲田駅 徒歩7分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 徒歩10分
       都営地下鉄大江戸線:牛込柳町駅 徒歩10分
       営団地下鉄有楽町線:江戸川橋駅 徒歩14分
       都バス(白61)新宿西口→練馬車庫:牛込保健センター前下車
       公式地図はこちら:
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261500enoki/index.html# 地図
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



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