今月の地平線報告会

2004年7月23日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算300回目の
地平線報告会となります。


記念すべき300回目の報告者を、風間深志さん(53)にお願いしました。風間さんは、22年ぶりに出走したパリーダカール・ラリーで無謀トラックに衝突され、左足を激しく損傷しました。帰国後半年たちましたが、いまも病院で治療に明け暮れる日々を送っています。
12歳にしてはじめてバイクにまたがった風間さんは、一貫して「ほんものの地平線」を追い求めてきた人です。その思いは第28回地平線報告会で「オートバイで1万キロラリー」のテーマで、第87回地平線報告会で「北極点をめざして」91回地平線報告会で「バイクでたどりついた北極点」として語られました。
今回「再び地平線を見つめたくて」パリダカに旅立った男が、一命をとり止め、病院の一室で見つづけているものは何か、いま、どんなことを考えているのか、17年ぶりの報告会登場です。[江本嘉伸]

以下は地平線通信295号に掲載された案内(絵と文:長野亮之介)です。

地平線通信裏表紙

パリ・ダカの地平線へ…

7月23日(金曜日) 18:30〜21:00
 ¥500
 新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)

「22年前、パリ・ダカで見た地平線への憧れが、オレの旅の原動力なんだ。今回、もう一度原点に立って、これからの旅のスタートを切るつもりだったんだけど…」というのは、冒険ライダーの風間深志さん。

今年初め第26回パリ・ダカール・ラリーに参戦しましたが、出走4日目に大事故に。モロッコ、タンジェ郊外で対向車のトラックに左足を引っかけられ、飛ばされて電柱に激突。折れた骨が皮フを突き破る状態の複雑骨折でした。以来8回の手術を受け、現在も加療入院中です。

これまで、バイクによる両極点到達、エベレストバイク登山挑戦など、オモシロイ記録を残す風間さんに、今月登場頂きます。走行距離1.3km。一瞬のパリ・ダカに何を見、何を思うのか。じっくり語っていただきます。


2003年9月の地平線通信でもお知らせしたように、当面、新宿区の公共施設「榎町地域センター」で地平線報告会を開催していくことになりました。地下鉄東西線の早稲田駅のほど近く。早稲田通りと外苑東通りが交差する弁天町交差点にある交番のすぐ裏手です。神楽坂駅や牛込柳町駅もさほど遠くありません。

会 場:榎町地域センター(東京都新宿区早稲田町85 〒162−0042/03-3202-8585)
       営団地下鉄東西線:早稲田駅 徒歩7分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 徒歩10分
       都営地下鉄大江戸線:牛込柳町駅 徒歩10分
       営団地下鉄有楽町線:江戸川橋駅 徒歩14分
       都バス(白61)新宿西口→練馬車庫:牛込保健センター前下車
       公式地図はこちら:
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261500enoki/index.html#地図
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わりすることもあります。ご承知おきください。



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