今月の地平線報告会

2004年6月25日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算299回目の
地平線報告会となります。


 6月の地平線報告会(通算299回になります)は、25日(金)18時30分から、いつもの榎町地域センターで。報告者は植村直己冒険賞を受賞したばかりの安東浩正さん。ホッキョクグマとの遭遇を中心に、カナダ・バフィン島でのホットな冬期極地暮らしの体験を語ってもらいます。

以下は地平線通信295号に掲載された案内(絵と文:長野亮之介)です。

地平線通信裏表紙

見上げればシロクマ

6月25日(金曜日) 18:30〜21:00
 ¥500
 新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)

 「一面の白い氷原では、シロクマはグレーか茶色に見えるんですヨ。アザラシは黒。遠くに黒以外の色が見えると怖くて……」というのは冒険サイクリストの安東浩正さん。この4月5日〜5月24日にかけ、カナダ・バフィン島で600km、30日間、ほぼ無補給のスキー踏査を実行しました。凍った海上を行くルートには、もちろん一本の木も無く、現地のハンターにも滅多に出合いません。そのかわり……。

 「シロクマの領域。うじゃうじゃいる彼等のテリトリー内でいかに出合わないか、がサバイバルの技術。僕の経験はとても自慢できるものじゃありませんけど……」。

 第8回植村直己冒険賞を受賞し、次の旅を模索中の安東さん。今回の旅は自主トレのつもりでしたが、予想以上に雄大な自然の造詣物に目をうばわれました。夜中に侵入してきたシロクマとのてん末をはじめ、密度の濃い極地人力行の話をお楽しみに!


2003年9月の地平線通信でもお知らせしたように、当面、新宿区の公共施設「榎町地域センター」で地平線報告会を開催していくことになりました。地下鉄東西線の早稲田駅のほど近く。早稲田通りと外苑東通りが交差する弁天町交差点にある交番のすぐ裏手です。神楽坂駅や牛込柳町駅もさほど遠くありません。

会 場:榎町地域センター(東京都新宿区早稲田町85 〒162−0042/03-3202-8585)
       営団地下鉄東西線:早稲田駅 徒歩7分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 徒歩10分
       都営地下鉄大江戸線:牛込柳町駅 徒歩10分
       営団地下鉄有楽町線:江戸川橋駅 徒歩14分
       都バス(白61)新宿西口→練馬車庫:牛込保健センター前下車
       公式地図はこちら:
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261500enoki/index.html#地図
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わりすることもあります。ご承知おきください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section