今月の地平線報告会

2004年4月23日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算296回目の
地平線報告会となります。


今月の地平線報告会は、23日(金)です。報告者は、鰐渕渉さん(30歳)。日本の最西端から最東端の納沙布岬までついに歩き通して、その足で3月の地平線報告会の会場に来てくれました。今月はその鰐渕ウォーカーに、「日本列島ゆっくり旅」を語ってもらおうと思います。鰐渕さんはもともとバイク乗りで、世界一周、日本一周を2輪で達成した後、「ゆっくり人に出会いながらの旅」に惹かれ、そして冬の北海道を歩くことに惹かれて、今回の挑戦を思い立ったそうです。「旅日数・163日、総距離・約3795km、総歩数・5483775歩を歩き切り、今15時55分にゴール・・。本土最東端の納沙布岬に無事到着しました!」とのメッセージを、携帯メールでもらいましたが、それに付けられた一首に思いがこもっていました。『憧れと 夢を抱いて 歩き行く 納沙布岬に 今我は立つ』[江本嘉伸]

以下は地平線通信293号に掲載された案内(絵と文・長野亮之介)です。


地平線通信裏表紙

ワニーは何故道草をくったの

4月23日(金曜日) 18:30〜21:00
 ¥500
 新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)

「歩く旅はね、視界が360°なんですよ!! どこに立ち止まるのも自由なんです」と、つぶらな瞳を輝かせるのは鰐渕渉さん。30才になるのを機に会社を止め、日本の最西端(長崎県神崎鼻)から最東端(北海道納沙布岬)へ、徒歩の旅を決行しました。

バイクジャーナリストの賀曽利隆さんにあこがれて旅をはじめたワニー(鰐渕さんの愛称)は、21才の時にバイクで世界一周、つづけて日本一周を果たしたライダーでもありますが、今回の旅の手段に選んだのは自らの足。じっくり足下を見たかったことと、真冬の北海道の気候を全身で感じたかったからです。

2003年8月31日にスタートし、北上。予定通り厳冬期の北国を歩き通し、'04年3月22日ゴール。163日間、3795km。歩数では五百八十三万七千七百七十五歩の旅でした。25kgの荷を背負い、実に10kgヤセたそうです。

今月はワニーの目に映ったニッポン紀行。お楽しみに。


2003年9月の地平線通信でもお知らせしたように、当面、新宿区の公共施設「榎町地域センター」で地平線報告会を開催していくことになりました。地下鉄東西線の早稲田駅のほど近く。早稲田通りと外苑東通りが交差する弁天町交差点にある交番のすぐ裏手です。神楽坂駅や牛込柳町駅もさほど遠くありません。

会 場:榎町地域センター(東京都新宿区早稲田町85 〒162−0042/03-3202-8585)
       営団地下鉄東西線:早稲田駅 徒歩7分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 徒歩10分
       都営地下鉄大江戸線:牛込柳町駅 徒歩10分
       営団地下鉄有楽町線:江戸川橋駅 徒歩14分
       都バス(白61)新宿西口→練馬車庫:牛込保健センター前下車
       公式地図はこちら:
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261500enoki/index.html#地図
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください。



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