今月の地平線報告会
|
2003年12月
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算292回目の
地平線報告会となります。
今月の地平線報告会は、26日(金)です。報告者は、フリージャーナリストの惠谷治さん(早稲田大学探検部OB)。江本嘉伸さんがこんな案内を書いてくれました。
「26日(金)、2003年最後の地平線報告会は、最近ロシア取材から帰ったばかりのジャーナリスト、惠谷治氏に頼みました。早大探検部OBである惠谷さんは、地平線会議発足時からの世話人であり、大学時代からの友、関野吉晴さんのグレートジャーニーでは「応援団長」をつとめたことはご存知の通りです。地平線会議誕生当初は、西アフリカのエリトリア解放戦線に潜入していて、帰国早々の1979年10月、第2回地平線報告会で「砂漠からサバンナへ・独立の火を追って」のタイトルで報告者になってもらったのが、いまでは、懐かしいほどです。その後もアフガニスタン解放区への潜入取材、そしてソ連、北朝鮮、と「地理的秘境から政治的秘境へ」とフィールドを展開し、いまや“惠谷治ワールド”が確立された、といってもいいでょしう。
今回は、イラク情勢の混迷、北朝鮮、そして大変貌しつつあるロシア、などなど地平線会議的視点からの「縦横無尽地球情勢報告」をテーマにお願いしました。相当おもしろい内容になると思うので、くれぐれもお聞き逃しのないよう。2次会も忘年会を兼ねて、賑やかにやります。」
以下は、地平線通信289の案内より(絵と文・長野亮之介)
この素晴しき世界
「ワシもこれまでいろんなデータから、『北』には核が2基はあると書いてきたけど、世界一のプロフェッショナルにホントのところを教えてもらいたかったんよ」というのは、ロシアから今月上旬帰国したばかりのジャーナリスト、惠谷治さん。
クルチャトフ(ロシア原子力の父)研究所、ドゥブナ原子力開発研究所、戦略核開発の研究機関などで、北朝鮮の軍事事情を知悉している専門家7名にインタビューを行いました。果たして『北』に核兵器はあるのか?! 話を総合して見えてきた意外な見解を今回初披露して頂きます。
惠谷さんは地平線会議創設メンバーの一人。貴重な報告と合わせて、来年25周年を迎える地平線の過去と現在についても語って頂きます。
※なお終了後の二次会は忘年会を兼ねます。ふるって御参加を!
9月の地平線通信でもお知らせしたように、当面、新宿区の公共施設「榎町地域センター」で地平線報告会を開催することになりました。地下鉄東西線の早稲田駅のほど近く。早稲田通りと外苑東通りが交差する弁天町交差点にある交番のすぐ裏手です。神楽坂駅や牛込柳町駅もさほど遠くありません。
☆会 場:榎町地域センター(東京都新宿区早稲田町85 〒162−0042/03-3202-8585)
営団地下鉄東西線:早稲田駅 徒歩7分
営団地下鉄東西線:神楽坂駅 徒歩10分
都営地下鉄大江戸線:牛込柳町駅 徒歩10分
営団地下鉄有楽町線:江戸川橋駅 徒歩14分
都バス(白61)新宿西口→練馬車庫:牛込保健センター前下車
公式地図はこちら:http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261500enoki/index.html#地図
☆時 間:午後6時半〜9時
☆会場費:500円
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください。
|
|