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2001年6月
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算260回目の
地平線報告会となります。
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神々の楽園
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東チベットの横断山脈の主峰、梅里雪山(6740m)で京大隊の大量遭難があったのは、'95年。日中あわせて17人の犠牲者が出ました。
小林尚礼さんは翌年の再挑戦隊に参加。そして敗退。98年に遺体収容に出向いたのをきっかけに、99年から単独で現地の明永村に通っています。隊として入った時と違い、村人の顔が見えるようになるにつれ、山を聖山と崇める人々の生活に魅かれていきます。
登山隊の姿は、彼等にとっては「親の頭を踏みつけようとする」者と映っていたこともわかってきました。しかしこうした伝統的な価値観も、村の観光地化で変化しつつあります。
今月は、カメラマンとして村を記録し続けている小林さんに、現地の魅力を伝えて頂きます。
☆会 場:アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
☆時 間:午後6時半〜9時
☆会場費:500円
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。
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