今月の地平線報告会
出羽庄内ミレニアム集会


2000年1月29日(土)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算243回目の
地平線報告会となります。



新しい気分で迎えた西暦2000年。その記念すべき最初の地平線報告会を、1月29日の土曜日、出羽庄内(山形県鶴岡市)で開催することになりました。酒田市在住の飯野昭司さんを中心とした地元のグループが1年がかりでこつこつ準備を進めて、ひさしぶりに写真展「地平線発]を実現。その期間中の最後の週末にあわせて地平線報告会も実施し、写真展ともども盛り上がろうという趣向です。96年夏の「拡大神戸集会」、98年4月の「ベトナム・カンザー集会」、そして昨年夏の「日高集会」に続く、アジア会館を離れた企画の第4弾。題して「出羽庄内ミレニアム集会」に、みなさん、ぜひお越しください。

全体は大きく2つのパートに分かれていて、それぞれ会場も違います。山形県外からいらっしゃる場合は、こちらのページの案内を読んで、自分にふさわしい行き方や時間をよく検討してみてください。

Part・1…“狩り”をめぐる地球体験

●会場:出羽庄内国際村ホール(写真展「地平線発」と同じ会場です)
     鶴岡市伊勢原町8-32/0235-25-3600
●時間:13:00〜17:00
●参加費:500円

【前半・メインゲスト2人のお話】
庄内在住の2人のユニークなメインゲストを迎えて、お話をうかがいます。

松原英俊さん……大学卒業後に老鷹匠に弟子入りして修業をかさね、伝統的な鷹狩りの技法を身につけたという、現役の鷹匠。捕獲が禁じられている鷹の人工飼育などにも取り組みながら、伝統文化の継承をめざす。(『地平線から・vol.6』p.10参照)

山口吉彦さん……幼少の頃からアマゾンにあこがれ、文化人類学を修めたのち、のべ10数年にわたってアマゾンに滞在して、狩猟採集民たちの研究を重ねてきたアマゾン研究家。現在は出羽庄内国際村の「アマゾン民族館」の館長を務める。

【後半・地平線豪華メンバーによるリレートーク】
会場に集まった地平線の行動者たちがリレー形式で語る、世界各地のさまざまな狩猟生活。モンゴルの草原で、ヒマラヤの山裾で、アフリカの密林で、極北の氷原で……。旅人として目にした、耳にした体験を、スライドや生録で紹介していきます。


Pause…移動と夕食

●時間:17:30〜18:30

約10km離れたPart・2の会場へ、車に分乗して移動。夕食をとります。


Part・2…二千年紀の旅のスタイル


●会場:つるおかユースホステル
     鶴岡市大字三瀬字宮の前1-1/0235-73-3205
●時間:18:30〜21:00(引き続き懇親会に)
●参加費:1000円(夕食付き)※宿泊費別(2000円)

【前半・旅のスタイルをめぐって】
参加者全員のプロフィールと旅のスタイルを紹介。続いて、2000年代の地平線の旅はどうなっていくのかを語り合いたいと思います。

【後半・恒例の地平線オークション】
12月の地平線報告会に引き続いて、恒例の地平線オークションを実施。東京では時間切れでお見せできなかった貴重な“お宝”も多数登場の予定です。

【番外・もちろんあります、懇親会】
庄内名物の地酒や鍋(寒鱈汁・鮟鱇鍋)を囲んで、“熱い”夜を過ごしたいと思います。外は、これも庄内名物の地吹雪かも。


■問い合わせ先


出羽庄内への行き方



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