第390回地平線報告会

10月22日の土曜日、午後2時開始の特別バージョンとして、第390回地平線報告会が開かれました。今回のタイトルは、「フクシマ回覧板(ライブ)」。4月の報告会以後も動物たちの保護活動を続けている滝野沢優子さん、南相馬市で林業と障害児の施設を運営していた「自然環境応援団」の上條大輔さん、6月にも報告ししていただいた『チェルノブィリの今…フクシマへの教訓』を撮った映像ジャーナリストの高世仁さんに登場していただきました。

滝野澤優子さん

パート1の報告者、滝野澤優子さん。持参した福島県の地図で、現在の状況を説明。時折はさまれる地方紙の紙面を撮影したスライドに、福島県民がいかに国や行政に翻弄させられているのかを見せつけられる思いでした。

上條大輔さん

続くパート2は、上條大輔さん。地震の直後の脱出行からその後の状況判断、今後の展望まで、なまなましく語られる話に時間を忘れて聞き入りました。福島で増えている離婚の問題や東電の見舞金が働く意欲をそいでいる側面もあることなど、メディアにはあまり出てこない実態に、原発事故というものの深刻さを改めて考えさせられました。

高世仁さん

パート3の報告者は高世仁さん。まず、DVD「チェルノブイリの今、フクシマへの教訓」から、成人して甲状腺ガンに悩む少女のパートを視聴。その後の解説が素晴らしく、今回私たちが今後直面している問題の所在が、じつに明瞭にわかってきました。

パネルディスカッション

パート4では報告者3人に前に出てきてもらって、パネルディスカッション風に。地平線の仲間でもある本橋成一さんの「ナージャの村」を思い浮かべながら、今後のフクシマの行く末を語ってもらいました。

いつもより長く、4時間以上にもわたる報告会でしたが、まだまだ時間が足りなかったように思います。最後は滝野澤さんが福島県各地で撮ってきた、美しい自然や文化の写真をスライドショーで上演し、幕を閉じました。この報告会の模様は、地平線通信で詳しく報告してもらいます。

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