地平線会議とは

◆現在の地平線会議の活動

地平線会議は、探検・冒険から登山、旅、さらには民族調査やボランティア活動まで、世界を舞台に活動を続けている行動者たちのネットワークです。発足は1979年8月。設立当初は、大学探検部・山岳部の出身者をはじめ、国内・海外のフィールドでの体験をかさねた人たちが中心メンバーでしたが、しだいに一般の人たちの参加も増え、現在では、ごくふつうの勤め人から主婦、リタイヤ組まで、多彩な顔ぶれが活躍しています。

会員制をとらず、事務所も置かず、会則もないなど、あくまでも個人の集合体であるという立場をとっているのが、大きな特徴。すべての活動が、有志の手弁当によって運営されています。

◆地平線会議のメンバーを結ぶ地平線通信

地平線通信376号表紙

地平線通信376号表紙

1979年9月から毎月欠かさず発行されてきた「地平線通信」が、各メンバーを結ぶ唯一のきずなです。当初はガリ版刷りの葉書でスタートしましたが、86年の第75号からB5版4ページ(ときどき増ページあり)のワープロ打ちというスタイルになり、その後パソコンを使ってレイアウトをするようになって現在(この3月で通巻376号になりました)に至っています。

地平線会議からのお知らせや旅先からの便りの紹介、エッセイ、イラストによるその月の地平線報告会の案内、前月の報告会のレポートなど、多彩な記事を掲載して、毎月10日過ぎに発行されます。全国に散らばる約700名の読者による通信費カンパによって支えられています。

1995年9月以降の号は、地平線会議のウェブサイト(http://www.chiheisen.net)にも全文掲載されています。

◆毎月欠かさず開催されてきた地平線報告会と大集会

1979年の9月から毎月1回、定期的に開いている報告会で、2011年3月の報告会が389回目となります。旅先で撮ってきたスライドやビデオを上映したり、じっくり話を聞かせてくれたり、ときには現地で使っている民具や民族衣装の現物をもってきてくれたりと、なまなましい旅の体験に直接触れることができるのが魅力。当初は青山にあるアジア会館を拠点としていましたが、改築を契機に新宿区の公共施設を利用するようになり、現在は新宿区スポーツセンターを会場としています。

また、年報『地平線から』などの出版物の完成時や「〜周年」「〜回」といった節目の月には、「地平線大集会」も開催されます。2009年11月には、地平線会議創設30周年を記念した「躍る大地平線−地平線会議30周年記念大集会」を開きました。

震災後の神戸でやった「拡大神戸集会」を皮切りに、東京以外でも時おり報告会を開催していて、山形県庄内、福島県伊南村、高知県四万十市、兵庫県日高町、大阪府大阪市、沖縄県浜比嘉島などに全国から地平線の仲間が集まりました。

◆日本人の地球体験を記録する出版活動

地平線会議設立の大きな理由として、日本人の海外渡航者数が急増するなか、世界各地で積み重ねられている貴重な「地球体験」を記録として残して出版していこうという、大きな目的がありました。その成果が結実したのが、当初は「年報」として毎年刊行されていたA5サイズの書籍、『地平線から』です。

ところが、増えつづける行動の数にとても取材・編集が追いつかなくなり、6冊目からは区切りのいいところで数年分をまとめて出すというスタイルになりました。現在編集中の9冊目からは、情報として行動記録を追いかけるのをやめ、書き下ろし中心の読み物として再出発をはかることになっています。

なお、これまで『地平線から』が担ってきた情報の集積という役割は『地平線データブック・DAS』が引き継ぎ、88年から95年にかけてのデータをまとめた1冊目が、1996年8月に刊行されています。

また、2004年11月には、それまで発行された地平線通信を全号復刻して収録した『地平線大雲海』が、2009年11月には、それまでの地平線報告会の全案内を集めた『地平線月世見画報』を刊行しています。2010年3月には、沖縄でやった報告会と写真展の報告書を2冊を合本した『あしびなー物語×わたしたちの宝もの』も刊行しました。

◆16年目に入ったwww.chiheisen.net

地平線会議では、1995年の10月にウェブサイトを立ち上げましたが、あくまでも基本は直接顔を合わせられる関係にあるという立場から、あまり積極的に取り組んできませんでした。95年当時のサイト構成やデザインをそのまま引き継いで、今日に至ります。過去の報告会の一覧や地平線通信のバックナンバーが読めるアーカイブとして、ご利用ください。

地平線会議への連絡は、以下のページからお願いします。
http://www.chiheisen.net/idxcontact.html

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