2011年3月の地平線通信・号外

3・25地平線報告会開会時間変更 午後4時30分からです!!

377号表■こんにちは。地平線通信3月号を発送したのが、10日前の3月9日。その2日後に東北、関東地方に誰も予想できなかった巨大地震が発生し、太平洋岸を大津波が襲い1万6千を超す人々が亡くなったか今なお行方不明です。未曾有の大災害を前に、言葉を失いましたが、生き残った人間たちは、支援の心をなくさずにできることはしっかりやってゆくことが大事だとも感じています。そのひとつとして、次の地平線通信を出す前に、「葉書号外」をここに発行します。

[1] 3月の地平線報告会は25日午後4時30分から7時までに変更します。会場の新宿区スポーツセンターの閉館時間がこの地震による「節電」で19時と変更されたためです。平日の遅い午後では仕事を持つ人にはムリかもしれませんが、参加者が少ないのは覚悟の上です。地平線通信4月号で詳細なレポートをまとめますので、ご了解ください。たかだか32年の歴史に過ぎませんが、地平線会議は1979年9月の第1回報告会以来一度も休むことなく、報告会を続けてきました。大きな、無慈悲な災害ですが、だからこそ屈したくない気持ちがあります。幸い、報告者は、地平線会議創立世話人でもある森田靖郎さん。テーマは「網に絡まる龍の行方」。おそらく迫力溢れる報告会になるでしょう。

[2] 巨大地震の被災者支援を目的として、また、震災以外でも大事な情報を伝える手段として地平線会議のウェブサイトに「地平線通信 3.11 NEWS」をおととい3月17日付けで立ち上げました。慣れないブログですのでどのように展開させてゆくか悩みつつやりますが、できるだけ役立つ情報を発信してゆくつもりです。《http://www.chiheisen.net/shinsai/》です。震災についてはすでに皆さん独自でカンパ、生活必需品の送付など行なっていると推察しますが、地平線会議としては、広瀬敏通さんをリーダーとする「日本エコツーリズムセンター(通称エコセン)」の現地救援活動を後方支援することをメインとしたいと考えます(カンパ活動などについては、新設のブログ、次号地平線通信で明記する予定です)。

[3] エコセンの救援組織は、近くRQ市民災害救援本部(通称RQ)と改称されると思います。詳しくは、後日に。広瀬さんたち救援チーム第1陣は18日、現地に向け出発、仙台か山形に現地本部を開設する予定です。(江本嘉伸)



【大震災に関わる原稿のお願い !!】

宛名面■地平線通信4月号で震災特集をやります。「3.11 自分は何をしたか」あるいは「3.11 原発事故でわかったこと、感じたこと」または「3.11 被災した親族、友人から聞いたこと」など、どんなことでも結構です。被災の程度に関係なく、できるだけ具体的な体験、見聞であればありがたいです。このような大きな震災・津波を目のあたりにすることは、今後もまずないことです。地平線会議としての記録を残せればと考えています。1人500字前後。多少長めでも短めでも構いません。4月3日までに江本あてお願いします。


地平線通信 377(号外)
制作:地平線通信制作室 編集長:江本嘉伸/題字イラスト:長野亮之介/レイアウト:森井祐介/発行:2011年3月19日 地平線会議


〒160-0007 東京都新宿区荒木町3-23-201 江本嘉伸方


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