■滝野澤 優子 【TAKINOSAWA Yuko】
1962年、東京生まれ。ライター・編集者。信州大学卒。88年にオーストラリア一周バイクツーリングを敢行。90年7月から91年2月には、激動の東欧諸国からサハラ砂漠を縦断してコートジボワールのアビジャンまで、総走行距離1万8000キロを旅し、その様子を1991年8月の第142回「地平線報告会」で語った。第191回(95年9月)報告会では、中南米縦断ツーリング、1年4か月、4万6000キロについて「トラブルも多かったが、出会いも多く楽しい旅だった」と報告。その他、バイクで88年オーストラリア一周3万キロ、92年サハリンの旅1000キロを走破している。
- 151 アルジェリア ワガドゥグ近く(サハラ・東方大砂丘群近く)[1990年12月]
“砂漠のバラ(サハラで見つかる石)”を売る露店にバイクを止めると、どこからともなく現れた子供たち。砂漠のバラは、ステッカーと物々交換した。
- 152 アルジェリア[1990年12月]
タマンラセト(サハラ砂漠)の東にあるアセクレム高原へ向かう途中。4WDかオフロードバイクが1日数台しか通らない道にあったトアレグ族のみやげ物店で。私にトアレグ式の化粧をしてくれた。
- 201 エクアドル[1995年1月]
バーニョスという温泉町からバイクで南下する途中、標高約3000mの地で出会ったインディオたち。写真を撮られるのを嫌がるインディオが多いが、彼らは手を振ってくれた。
- 202 チリ[1995年3月8日]
アントファガスタから約80km、パン・アメリカンハイウェイを南下した所に立つアタカマ砂漠の“手”。何もない砂漠地帯に引き寄せられるように立つマリオ・イララサバルの彫刻。
- 203 ペルー タキーレ島[1995年2月]
チチカカ湖畔の町プーノから小船で4時間のタキーレ島。男たちの仕事は編み物、女たちは毛糸を紡ぐ。独特の模様を編み込んだ帽子や手袋は観光みやげに。メニューなどない食堂で。