■神長 幹雄 【KAMINAGA
Mikio】
1950年、東京生まれ。雑誌編集者。信州大学卒。大学在学中、アメリカへ遊学し、2年間を過ごす。1975年「山と渓谷社」入社。『SKIER』編集部、『山と渓谷』編集部に所属し、カナディアンロッキー、台湾玉山、韓国雪岳山、旧ソ連アルタイ山脈、中国祁連山脈、ネパール・エベレスト街道、ヨーロッパ・アルプス、南米・パタゴニアなどを取材し、登頂した山もアッシニボイン(3618m)、ベルーハ(4506m)、モン・ブラン(4807m)、アイガー(3970m
)東山稜など多数。プライベートでは、東南アジアを中心に50か国以上を旅する。日本山岳会、日本ヒマラヤ協会、ガイアアルパインクラブ会員。94年より雑誌『山と渓谷』編集長。
- 105 バングラデシュ ジェソール県シャシャ村[1986年1月2日]
南西部ジェソール県の典型的な農村シャシャ。早朝バス停のある街道沿いにどこからともなく村人が集まってきた。彼らは概して素朴で人懐こかった。
- 106 ラオス パーク・セー[1994年1月6日]
ラオスは敬虔な仏教国である。朝の7時すぎ僧侶が一列になって托鉢に回ってきた。村人はご飯やおかずを差し出していた。ラオスで貧しさを感じなかったのも人々のこうした行為からくるのだろう。
- 107 ベトナム ホーチミン市[1990年12月30日]
ホーチミンシティは活気に溢れた魅力的な街だ。早朝、メコン河沿いの公園から露店を歩いてみる。ここでも明るく、たくましく生きる女性の姿が印象的。街頭でファー(ベトナム式うどん)を食べる若い女性たち。
- 108 ベトナム ホーチミン市チョロン[1990年12月29日]
ホーチミンのダウンタウンから車で30分、華僑の街チョロンに着く。そのビンタイ市場はまさに中国人の生きることへの貪欲さとしたたかさ、すさまじいエネルギーに圧倒された。