The Chiheisen News 98


愛犬と共にスクーターで日本一周中
 蒲谷哲(かばや・さとし)さんとの出会いの報告、いくつか

NIFTY-Serveで続いている地平線会議の井戸端会議(地平線HARAPPA)で、こんな報告がありましたが、とにかく写真を見てみていただきたくて、ここでも紹介することにしました。もし蒲谷さんとジロー君にどこかで出会ったら、声援を送ってあげてくださいね。今年中には本も出版されるみたいなので、楽しみです。


■#00851[98/05/17 22:59]飯野:愛犬と一緒に日本一周

ジロー君●先週、「愛犬と一緒に日本一周中」という人に出会いました。車を走らせているとき、前方にのぼりを立てて荷物を満載しているスクーターが見えました(略)。荷物の後ろに「愛犬と一緒に日本一周中」と書いてあったので、てっきり荷台(のケージのようなもの)に犬が乗っているのだろうと思って追い越したら、なんとサングラスをかけてヘルメットをかぶった犬が立ってハンドルに手(前足)をかけて乗っていたので、びっくりしました。カメラを持っていたので、そのまま追い越し少し先で停車して写真を撮らせてもらいました。

[Photo : 阪神大震災のための募金箱がフロントに付けてある]

蒲谷さん
●そうしたら、スクーターの様子がおかしいというので、見ると荷台が極端に沈み込んでいて後輪で車体を擦っていました。ショックが壊れているようなので、友人のバイク屋まで先導して見てもらったところ、やはりショックが折れていて車体の一部は熱で溶けていました。部品を注文しても届くまでに時間がかかるので、あちこち電話をかけて何とか合うショック(以前のものより太く丈夫そうなショックだった)を探し、熱で溶けたエアクリーナーは手作業で直してくれました。

[Photo : この文章を書いた飯野さんと蒲谷さん。サングラスをはずしたジロー君の目は、なんだか気が弱そう]

ジロー君●修理に時間がかかったため、この日は近くの公園(市街地にあることを除けば、下手なキャンプ場よりもいい場所だった)に泊まることになったので、夜、友人一家と遊びに行きました。犬の名は「ジロー」(荷物のカバーに「ぼくはジローです」と書いてある)で、バイクを運転していた人は「ジローのお父さん」と呼ばれているそうです。ジローと一緒の日本一周は4度目で、阪神大震災の募金活動をしながら旅を続けているとのことでした。日本一周をはじめたきっかけや旅先での出来事などいろいろ面白い話を聞きましたが、やはり旅先で出会った絵本作家から“ジローの目で見た日本一周”を本にしようと言われ、今年中には出版になるのだそうです。また、その本ができたら映画化するという話も進んでいるとのことでした。

[Photo : 荷台の黄色いカバーに『ボクはジローです』と大きく書かれているのに注目]

ジロー君の雄姿●3月下旬に横須賀を出て神戸に行き、あちこち寄りながら酒田へ着いた(本当は象潟まで行く予定だった)とのことですが、翌日は青森県の大間まで行きそこから函館へ渡るとのことでした。北海道には初雪が降る頃までいてその後に南下するそうですが、昨年帰宅したのは大晦日の前日だったと笑っていました。中富良野の森林公園キャンプ場に長くいるとのことだったので、道東のキャンプ事情に詳しい山上さんや尾田さんはご存じなのではないでしょうか?

[Photo : この服装、この姿勢、この態度。もう永年走っているんだという貫禄さえ感じられる。しかし、ほんとにこのまま後ろ足で立って(バッシュまではいて)、ずっと旅を続けているんだろうか]


■#00889[98/05/28 12:07]山上"よんきち"修:画像は確認の意味だったので

北海道と沖縄で(略)そのジローくんとスクーターのおじさん、友人が出会っています。94年の春に沖縄で、夏に礼文で会ったようで、その写真がうちにもあります。

沖縄での写真では「神戸震災募金」という事がスクーターに書いてありましたが、北海道で出会った時の写真にはまた別の募金を題目にしていたのを記憶しています。

今年も旅しているのですか。それは知りませんでした。昨年もうひとりの旅人からジローくんを見かけたという話を聞いていましたが、乗車姿勢や距離を見ると、ちょっとかわいそうかな?って気もしたりします。

富良野あたりの情報はそこから流れてきた濃い旅人がいれば結構入るのですけどね。道東はまかせてください。(^_^;)なぁっんて、自信ありげ。(^_^;)(以下略)

[Photo : 山上さんの友人の通称きりんちゃんと。左・沖縄残波岬/右・北海道スコトン岬。北海道のほうでは、「交通安全」というプレートが掲げられているようだ]

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