The Chiheisen News 98


■島根の写真展を熊本メンバーが下見

熊本で今秋[写真展・地平線発]開催に向けて、偵察行


遅くなりましたが、3/7〜15にかけて島根県金城町で開催された[写真展・地平線発]のレポートをお届けします。

●川本正道さんから…地平線会議・熊本
  〜島根県・金城町での写真展「地平線発」を見に行った熊本のメンバーからの報告です

◆写真展「地平線発」が島根県金城町である。江本さんの講演もある。と聞いて熊本から小杉、森永、太田黒、川本の4人が車で出かけました。実は私たちも、この写真展を熊本で開催したいという企画を暖めているのです。まずは実物をみてみたい。それから江本さんにもお会いしたいと出かけた金城町波佐は、落ち着いた雰囲気の山陰の美しい山村でした。

◆江本さんの講演の終了間際、ちょうどノヴリカのお二人が帰られた頃に到着しました。幸運にも、写真展の閉館時間を過ぎた後、写真展スタッフのみなさんと共に江本さんの解説を聞きながら一点一点を見てまわるという機会に恵まれました。ひとつひとつの写真に見入りながら、高揚した気分を味わいました。

◆しつこく江本さんと同じ宿に泊まって、深夜までお付き合いしていただきました。10年前から地平線会議・熊本を名乗ってきた自分達としては、ぜひ理想的な形で写真展をやりたい。そんな思いが募りました。最後に帰りの車内で一行の長老格小杉邦夫さんに書いてもらったメッセージを添付します。

「写真展、江本さんの話、僕ら熊本から駆けつけた4人それぞれに多くの収穫がありました。これを機会に、より交流を深め、協力を強め21世紀の人々への熱いメッセージを伝えるための仕事に励みたいと思います。江本さん、心から感謝!!」

◆さて、熊本での写真展がどのようなものになりますか。また報告します。[川本正道](地平線通信221より転載)



“旅する写真展”ニュース

▼写真展「地平線発」が、3月7日(土)から15日(日)まで、島根県那珂郡金城(かなぎ)町波佐(はざ)の「ときわ会館」で開かれた。1世紀前、チベットに旅立ったまま帰らなかった、波佐出身の学僧、能海寛(のうみ・ゆたか)の「旅立ち100年」を記念して、波佐文化協会と能海寛研究会が共同主催したもので、初日の7日午後には、江本が「日本人の旅と冒険−21世紀に向けて」のテーマで講演した。

▼能海寛は、河口慧海と前後して1898年11月、神戸を出航してチベットを目指した僧。1901年4月18日、雲南省の大理からの書簡を最後に、行方を絶った。

▼会場には、金城町だけでなく、かなり広範囲な所から客が詰めかけ、大会議室と小会議室のふたつに分かれて展示された作品群を、熱心に見守った。 「ここで、これだけの写真が見られるなんて、素晴らしい」と、ホメてくれる声が多く、地平線会議・熊本の4人が8時間かけて車で駆けつけてくれたのも、嬉しかった。なお、ノヴリカのお二人も、トラックの狭い助手席に乗り、はるばる写真とともに、長い旅をしての奮闘だった。

▼写真展は、新聞各紙の地方版にかなりの扱いで紹介され、NHKはじめテレビでも、地方版トップで報道された。

▼なお、 次回の写真展「地平線発」は、4月4日(土)から12日(日)まで、横浜市上倉田地域ケアプラザ(TEL 045-865-5700)で開かれます。11日(土)には、午後2時から、河田真智子さんの講演が予定されています。[江本嘉伸](地平線通信221より転載)


ニュース一覧へ】



to Home
to News Index
Jump to Home
Top of this Section