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■1月10日(日)、「ランタン谷復興支援シンポジウム」開催
市ヶ谷のJICAにて。8月の報告会以後の貞兼さんの活動を聞きましょう。
8月の地平線報告会に登場していただいた貞兼綾子さんが、10月から現地を再訪し、災害調査チームとともに復興に向けた活動をしてきました。その報告が1月10日(日)に「ランタン谷復興支援シンポジウム」として開催されます。会場はJICA国際会議場(市ヶ谷駅徒歩10分)。申し込みは不要とのことですので、どうかお気軽にご参加ください。
※ほんとうは8月の続編ということで、地平線報告会として開催することも検討していたのですが、内容が膨らんで長時間の報告になりそうだし、より広く多くの方に参加を呼びかけるためにも、シンポジウムとしてランタンプラン主催で開いていただいたほうがいいと考えました。8月の報告会を聞いた人はその後の展開を知ることができる、貴重な場になると思います。今回が初めての方も、氷雪や防災の専門家のみなさんの具体的な活動や、貞兼さんが取り組む牧畜文化の復興の話が、とても興味深く聞けるでしょう。
また、シンポジウムの後、JR市ヶ谷駅の2階にある「トゥー・ザ・ハーブス」にて、懇親会も開かれます。こちらは人数を把握しておきたいので、事前に参加申し込みをしてください。
今回の懇親会への参加申し込みは、期限も迫っているため、地平線会議の江本嘉伸さんに窓口を一本化します。 江本さんまでメールをお送りください。
今夏7月18日、緊急公開シンポジウム「ネパール地震と雪氷災害」@法政大学が開催されました。ご案内のシンポジウムは、夏のシンポのすぐ後に編成された調査チームの報告です。
10月初旬からおよそ1ヵ月間、名古屋大学藤田耕史さんを中心に、議論に加わった雪氷や防災などの専門家が参加しました。「村人の帰村をサポートします」と銘打ったかつてない“気合の入った”もの。チームのミッションは、ランタン村を襲った悲劇の実態解明と村人がもっとも待ち望む「より安全な村の位置」を示すハザードマップの提示。帰国後もデータの解析が進められていますが、1月10日のシンポでは明らかにされるものと思います。
貞兼もチームに同行し、現地滞在中に牧畜復興を目指した「ゾモファンド」を始動させました(右の画像をクリックすると、チラシのPDFがダウンロードできます)。
日時 2016年1月10日(日)13:00〜17:00(開場12:30)
場所 JICA国際会議場
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
JR中央線・総武線「市ヶ谷」徒歩10分
都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分
参加費 ¥1,000
■プログラム
1…兵頭 渉 (ひょうどう わたる 大阪市立大山岳会OBランタンリ遠征隊)
「山が崩れ、村が埋もれた─ランタン谷20150425」
2…藤田耕史(ふじた こうじ ネパール・ランタン谷における雪氷土砂災害調査隊)
「現地調査報告・ランタン村に何がおきたか?」
3…貞兼綾子(さだかね あやこ ランタンプラン)
「大なだれとゾモたち─民間でできる復興支援」
4…主要山岳6団体の募金状況と今後の取り組み
5…ディスカッション&質疑応答
2015年4月25日、M7.8の大地震が世界の屋根ヒマラヤの村々を襲い、世界で最も美しい谷と評されたランタン村は大なだれにのみこまれてしまいました。ネパールで図らずもこの地震に遭遇した兵頭氏、11月に現地調査を終えた藤田氏、貞兼氏より、ランタン地方の被害の実態と村再建や復興にむけての考察をお話いただきます。
主催:ランタンプラン(Facebookページ)
共催:ネパール・ランタン谷における雪氷土砂災害調査隊[J-RAPID]
2015年ネパール地震と地震災害に関する総合調査隊[文科省科研費特別研究促進費]
後援:公益社団法人日本山岳協会・公益社団法人日本山岳会・日本勤労者山岳連盟・日本山岳ガイド協会・日本ヒマラヤ協会・日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト
■懇親会
会場 トゥー・ザ・ハーブス
050-5787-1164/JR市ヶ谷駅2階
ご参考…http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130904/13012737/
参加費 3300円(アルコールなし、コーヒーつき)
4000円(アルコールつき)