The Chiheisen News 2006-07

■西牟田靖君が『写真で読む 僕の見た「大日本帝国」』を出版。
未公開写真400点と114ページのカラーで、あの「旅」を再現。
ポスター昨年大きな話題になった西牟田靖君の『僕の見た「大日本帝国」』。このほど、その姉妹篇として、『写真で読む 僕の見た「大日本帝国」』が刊行されました。地平線報告会でも各地の戦跡や人々の写真が印象的でしたが、この本ではそれを再現すべく、写真約400点を一挙に掲載。カラーページが114ページもあるのにこの値段とは、お買い得感が高いですね。文章も全面的に書き下ろして、新しいエピソードも数多く足されています。写真を眺めて西牟田君の旅をリアルに共有できるので、前作を手にしていない方にもお勧め。地平線報告会のあの不思議な感動が、再び湧いてくる本です。[丸山]

写真で読む 僕の見た「大日本帝国」
文・写真:西牟田靖
情報センター出版局
A5判・242ページ(内カラー114ページ)
定価(本体価格1600円+税)

第1章 サハリン(樺太時代の神社と鳥居・栄えた過去を伝えるもの ほか)
第2章 台湾(カタカナ表札と原住民・日台の歴史を伝える建造物 ほか)
第3章 韓国・北朝鮮(日本時代の教育と創氏改名・いまも残る統治時代の建造物 ほか)
第4章 中国東北部(ルポ「ハルピンの七三一部隊跡」・「罪の証拠」の展示物 ほか)
第5章 ミクロネシア(戦跡と遺構を歩く・刻み込まれた「栄枯盛衰」 ほか)




to Home
to News Index
Jump to Home
Top of this Section