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「国際山岳年」のまとめの仕事であった、山の読本『我ら皆、山の民』がようやく完成しました。長い作業だったので、本当にほっとしました。
B5版、192ページ。梅棹忠夫さんが15歳の時につくった山の本の話、エドモンド・ヒラリー卿の近況、田口洋美さんの「山の民のまなざしーマタギに学ぶもの」、服部文祥さんの「山登りが日本を救う」など、手前味噌ですが、なかなかおもしろい(地平線会議がからむ人は大体おもしろいですね)。内容も多彩でいいんですが、レイアウトもいい。地平線会議の仲間であるオフィス・モモの長田幸康・田中明美夫妻のおかげです。
非売品ですが、入手して損はないはずです。4月17日(土)、日大文理学部で開催されるヤマ・ネット・ジャパン(YNJ)発足記念フォーラム「アジアの山の民」に参加する方は、資料代(1000円)で入手できます。[江本嘉伸]