The Chiheisen News 2003-21

■八ヶ岳全山主脈ランニング縦走のための練習会
日本ウルトラランニング登山クラブ主催。8月30日(土)に実施

川越の加藤幸光さんから届いた、「八ヶ岳全山主脈ランニング縦走ための練習会へのお誘い」が届きました(全文ではなく抜粋のようです)。

 八ヶ岳全山主脈ランニング縦走のための練習会へのお誘い
    日本ウルトラランニング登山クラブ主催

 日本ウルトラ・ランニング登山クラブの2003年及び4年の行事として、亡き下嶋浩さん(東京工業大学教授で日本ウルトラ・ランニング登山クラブ副会長であったが、1999年8月15日、スイス・アルプスのマッターホルンを登山中に滑落、全身を強く打って死亡)が幻の名著「ランニング登山」の中で示した自身の八ヶ岳主脈全山ランニング縦走タイムに挑戦するワンデイ・ランニングを計画しました。最初の今年は、出走するランナーに平均標高が2500mを越える山岳コースの走り方を体得し、かつコースの概要を知っていただくための練習会を、8月に2回に分けて行います。来年はコース試走者によるタイムレースを行います。

近年、山岳ランニングもようやく社会一般に認知されており、日本山岳耐久レースをはじめとして各地で多くの山岳レースが開催されていますが、フルマラソンやウルトラマラソンに比べて、参加人員が圧倒的に少ないのが実情です。制限時間が48時間の萩往還250kmや、さくら道270kmは人数制限するほど申し込みが多いのですが、それらのレース完走者に制限時間が24時間の日本山岳耐久レースへの出走を薦めても、山は苦手と言う人が大半です。これは譬えでいう喰わず嫌いで、ウオーキングを交えてでも10時間以上の山岳ランニングを体験すれば、雄大な山岳風景を満喫すこととあいまって、山岳ランニングに関する見方が変わることが期待できます。その結果として、日本山岳耐久レースに出場し、更に後述の東海自然歩道を走る「東海Adventure-Trail1000マイルチャレンジ」や日本アルプスを縦断して日本海から太平洋までの「TranceJapan Alps Race」などの長時間山岳レースへの出場しようという意欲が湧いてくると思います。


【南下コース】(コースタイム25時間25分)

プール平→女神茶屋 → 蓼科山 → 天祥寺平 → 北横岳 → 縞枯山 → 麦草峠→ 丸山 → 中山峠 →東天狗岳 → 夏沢峠 → 硫黄岳 → 横岳 → 赤岳 → 権現山 → 編笠山 →観音平 → JR小淵沢駅

(注:ここでいうプール平は、蓼科温泉郷のほぼ中央に位置しているバス停留所を指す)


【記】

(1)開催日 2003年8月30日(土)
(2)申し込み締切 8月27日24時まで。参加人員が3人に満たない場合は中止します。
(3)集合場所及び時間 蓼科温泉郷プール平バス停前に20時30分集合
(4)出発時間 プール平を21時出発。JR小淵沢駅到着目標時間をコースタイム通りの21日23時25分とする。

【必要装備】

(1)衣服類 ジャージ上下(下はタイツでも良い)、セーター又はフリース上衣1枚、防寒具(セパレート型雨具で代用可)、帽子、ティッシュ、タオル、手袋、ランニングシューズを使用のこと。

(2)照明具 ライト2セット、替え電球各1 交換用電池2回分(2セットとも最小10時間点灯できること)

(3)雨具 セパレート型雨具(防水が利いていること)、折りたたみ雨傘(任意)

(4)食料 3〜4食分。コース上に喫食可能な小屋が沢山あるが、団体行動であるため、個人で食事することは他の全員を待たすことになるので禁止する。ただし全員が喫食する場合はその限りではない。別に非常食を1食以上携行すること。

(5)水 1000cc以上携行のこと。自然水は根石小屋、黒百合ヒュッテで補給可能。各小屋で有料で補給可能。

(6)その他 磁石(新たに購入する場合はオリエンテーリング用磁気コンパスを推奨)、筆記具、健康保険証、携帯電話、ストック、現金、ビニール袋

(7)ザックは、(1)〜(6)までの装備品を収納できる大きさとする。収納できないことを理由に装備品を減らすことは厳禁。


【参加資格】

(1)参加者各自が体調を管理し、自己責任で行動するものとし、日本ウルトラ・ランニング登山クラブはコース・ガイドについては万全を期すが、万一の事故の責任を持たないということに同意する人。保険はかけない。

(2)山のルール(ごみは持ち帰り、植物の採取禁止、登山道以外には踏み込まない等)を理解・遵守し、団体行動のエチケットを守る人。

(3)事前に配布する国土地理院発行の2万5千分の一地形図を読める又は読めるようになりたい人。


【参加申し込み】

下記へメールか手紙等で申込んで下さい。

香川澄雄 〒198-0036 東京都青梅市河辺町7-18-9
Eメール 

尚、装備、コース等についての質問は加藤幸光までお願いします。



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