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ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一さんが音楽家・坂本龍一さんと組んで、〈泉〉を主題とした美しいドキュメンタリー映画を完成させました。下記のとおり、上映と本橋成一監督の講演会を開催いたしますので、お誘いあわせのうえ多数ご来場ください。
●日時:11月24日(日)
上映(1回目)10:15〜12:00 / 上映(2回目)14:45〜16:30
講演会13:00〜14:30 ※開場15分前
●会場:東北公益文科大学 3階大教室 〈酒田市飯盛山3-5-1〉
http://www.koeki-u.ac.jp/access.html
●料金:大人:1000円〈当日1300円〉 / 学生(大学生以下)500円〈当日800円〉
※前売券のお求めは〈酒田〉酒田親子劇場・ラストリーフ・みずほ八文字屋
〈鶴岡〉鶴岡協同の家こぴあ2階・八文字屋エビスヤ店・出羽庄内国際村
●主催:『アレクセイと泉』上映実行委員会
●後援:酒田市・東北公益文科大学・山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
酒田親子劇場・コミュニティ新聞社・SPOON編集部
●協力:庄内ドキュメンタリー映画友の会・サスナフィルム
●問合:上映実行委員会〈090-7073-9001 飯野〉
酒田親子劇場〈0234-23-3249 間宮〉 ラストリーフ〈0234-22-7771 尾形〉
●解説:豊かな原生林と肥沃で豊穣な大地を持ち、白ロシアと呼ばれるベラルーシ共和国。チェルノブイリ(旧ソ連・現ウクライナ共和国)で起こった史上最悪の原発事故で、豊かな国土は放射能で汚染されてしまった。ベラルーシ共和国東南部に位置する小さな村・ブジシチェも、汚染のため政府から移住勧告が出され、かつて600人いた住人のほとんどがこの村を去り、55人の年寄りと一人の青年アレクセイだけが残る。村を囲む森も、畑も、収穫物も汚染された。けれども、不思議な事にこの村の中心に湧く泉からは、放射能が検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。そして、村人たちはこの泉で野菜を洗い、洗濯をし、飲み水を汲んでいく……。泉をめぐる村人たちの営みを描きながら、こんこんと湧く「泉」は、私たちに“本当の豊かさとは何か”を静かに語りかける。
【監督:本橋成一/音楽:坂本龍一/2002/カラー/ビスタサイズ/104分】
※2002年ベルリン国際映画祭 ベルリナー新聞賞・国際シネクラブ賞受賞
※2002年サンクトペテルブルク国際映画祭 グランプリ(ケンタウロス金賞)受賞
http://www.ne.jp/asahi/polepole/times/sosna/index.html
■『アレクセイと泉』写真展
●日時:11月21日(木)〜24日(日)8:30〜17:00
●会場:東北公益文科大学 1階公益ギャラリー ※入場無料