The Chiheisen News 2001-21


■松本市で「エコ・アルプス21 in 松本」開催
7月7日(土)〜11日(水)世界岳都都市会議記念のさまざまなイベント。


日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT-J)と松本市の主催で、この夏、「エコ・アルプス21 in 松本」というイベントが開催されます。問い合わせや申し込みなどは、直接、「松本市役所 経済部観光温泉課」(TEL 0263-34-8307/FAX 0263-34-3049)へお願いします。



エコ・アルプス21 in 松本

◆名称……世界岳都都市会議記念「エコ・アルプス21 in 松本」

◆期間……平成13年7月7日(土)〜11日(水)

◆主催……日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT-J)、松本市

◆会場……松本駅前 Mウイング大ホール他

◆内容……【1】田部井淳子さんと歩こう!
         アルプス眺望 美ヶ原トレッキング(3コース)

     【2】国際フォーラム「21世紀の山と冒険を考える」

     【3】“槍の頂上から世界に発信” 槍ヶ岳ツアー
         〜現役登山家、冒険家と共に〜

     【4】記念コンテスト
        「七項目の評価から見る生態系調和型弁当大会」



【1】田部井淳子さんと歩こう!
   アルプス眺望 美ヶ原トレッキング(3コース)


[Aコース]リーダー:田部井淳子氏
   三城→広小場→(百曲)→塩クレ場→王ヶ頭→美ヶ原自然保護センター
[Bコース]リーダー:マーチン・ウィリアムズ氏
   三城→(ダテ河原)→王ヶ頭→美ヶ原自然保護センター
[Cコース]リーダー:ラッセル・ブライス氏
   石切場→(八丁ダルミ)→王ヶ鼻→王ヶ頭→美ヶ原自然保護センター

*3コース共、午後の国際フォーラム「21世紀の山と冒険を考える」に参加

●期日
2001年7月8日(日)

●日程
06:40 松本城中央公園で受付
07:00 バスで出発
14:00 Mウィング 国際フォーラム「21世紀の山と冒険を考える」に参加
17:00 終了

●募集内容
募集人数……3コース共それぞれ20名
参加資格……小学校高学年以上
      (ただし、中学生以下の方は必ず保護者同伴で参加のこと)
参加料………1,000円/1人

●申込方法
所定の申込書を実行委員会まで提出
提出先:〒390−8620 松本市丸ノ内3-7 松本市役所
    世界岳都都市会議実行委員会
*締め切りは6月27日(水)、応募多数の場合は抽選

●問い合わせ・申込書請求先
松本市役所 経済部観光温泉課
TEL 0263-34-8307/FAX 0263-34-3049



【2】国際フォーラム
「21世紀の山と冒険を考える」
●期日
2001年7月8日(日) 14:00〜17:00(13:30受付開始)

●開催場所
Mウィング南棟 大ホール

●趣旨
 20世紀は地理的探検、冒険が大きな区切りをつけた100年でした。1909年には北極点、1911年には南極点、1953年には世界最高峰エヴェレストの頂きに、それぞれ人間の足跡がしるされ、1969年には月世界にも人類の一歩が記録されたのです。
 山そのものの位置や標高も確定していなかった日本の山々でも探検登山が進み、学生山岳部の活躍と衰退、いわゆる中高年登山の進出など、折々の世相を反映して登山の諸相も変化してきました。21世紀を迎えてこれから山と冒険の世界はどこへ進むのか。ヒマラヤや極地のエキスパートとして国際的に知られるベテラン登山家にエヴェレスト女性初登頂者の田部井淳子氏、七大陸最高峰に挑戦する日本の若い行動者たちを迎え、岳都松本にふさわしい、ダイナミックな国際フォーラムとします。スライド、ビデオなど貴重な資料も公開される予定です。

●司会
北村節子氏……HAT-J理事

●パネリスト
田部井淳子氏……世界初女性エヴェレスト登頂者。HAT-J代表
マーチン・ウィリアムズ氏……カナダの極地冒険家
              「Pole to Pole 2000」企画者
ラッセル・ブライス氏……ニュージーランドの登山家
            エヴェレスト公募登山隊を11回組織
石川直樹氏……世界最年少七大陸最高峰登頂
山田淳氏……カルステンツ・ピラミッド登頂。世界七大陸最高峰に大手


●パネル・コメンテーター
山岳ジャーナリスト・地平線会議代表世話人 江本嘉伸氏

●入場料……無料(定員300名)

●内容
著名な現役登山家、冒険家により山岳環境をメインテーマに、これからの登山のあり方、自然との共生についてについて現場からの熱いメッセージ。

▼第1部 基調報告 「ヒマラヤと極地の現場から」
2人の外国人ゲストが、25分ずつスライドをまじえての講演。マーチン・ウィリアムズ氏は、「Pole to Pole 2000」に続く、地球を舞台に展開する国際青年冒険交流計画について。ラッセル・ブライス氏は、エヴェレストに11回も公募登山を実践してきた経緯と、チベット側ベースキャンプに構想中のエコロジーに配慮した「ロッヂ」計画について。その後、石川直樹、山田淳の両氏が15分ずつ最近の自分の行動を報告、次の目標について語る。

▼第2部 パネル・ディスカッション 「21世紀の山と冒険を考える」
第一部で報告されたことを軸に、自由討論。21世紀の地球人行動の指標を探る。田部井淳子さんから、HAT−J活動の展開と将来展望について。総括・江本嘉伸。


●申込方法
所定の申込書を実行委員会まで提出
提出先:〒390−8620 松本市丸ノ内3-7 松本市役所
    世界岳都都市会議実行委員会
*締め切りは6月27日(水)

●問い合わせ・申込書請求先
松本市役所 経済部観光温泉課
TEL 0263-34-8307/FAX 0263-34-3049



【3】“槍の頂上から世界に発信” 槍ヶ岳ツアー
   〜現役登山家、冒険家と共に〜

●日程
7月9日(月)……松本出発(バスで上高地へ)→槍沢泊
7月10日(火)……槍沢→槍ケ岳頂上(松本駅前播隆祭と交信)→上高地泊
7月11日(水)……松本着

●リーダー
ツアーリーダー……田部井淳子氏 
サブリーダー………マーチン・ウィリアムズ氏、ラッセル・ブライス氏、
         石川直樹氏、山田淳氏 他

●募集内容
人数……15名
参加資格……日程どおりに槍ヶ岳を往復できる自信のある方
参加料……宿泊実費程度

●申込方法
所定の申込書を実行委員会まで提出
提出先:〒390−8620 松本市丸ノ内3-7 松本市役所
    世界岳都都市会議実行委員会
* 締め切りは6月27日(水)、応募多数の場合は抽選

●問い合わせ・申込書請求先
松本市役所 経済部観光温泉課
TEL 0263-34-8307/FAX 0263-34-3049



【4】記念コンテスト
  「七項目の評価から見る生態系調和型弁当大会」

●実施日……7月8日午前(フォーラム当日)

●意義
食は野外での人間の行動を支える基本だが、案外コンビにで弁当調達という人が多い。美ヶ原でのハイクを舞台に、21世紀の「行動食」を考えるためのアイデア・コンテストを実施し、食文化を考えるきっかけとする。

●審査基準
7つの評価から審査する。
   1. 味/2. 軽量度/3. 見栄え/4. エコロジー度
   5. アイデア度/6. コスト度/7. 伝統度

●参加者
原則として、美ヶ原ハイクの参加者

●審査員
マーチン・ウィリアムズ氏、ラッセル・ブライス氏以下、当日のパネリストほかで審査

●問い合わせ先
松本市役所 経済部観光温泉課
TEL 0263-34-8307/FAX 0263-34-3049



東京での講演会・歓迎会

一行は12日東京着。その日の夕に東京での講演会・歓迎会を予定。申し込みについては、以下へお問い合わせください。

日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト
東京都文京区本駒込1-1-17 本駒込SOビル903号 〒113-0021
FAX 03-3828-6873



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