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■日本民藝館で「中央アジアの布」展開催
貴重な岩立広子コレクションの200点を展示。6月24日まで。
4/27の開催披露レセプションでスピーチする岩立さん |
東京目黒区の日本民藝館で、ウズベキスタンやアフガニスタン、パキスタンなど、中央アジアの国々で作られた布を集めた「中央アジアの布一シルクロードの民と美」という特別展が開かれています。民族染織品研究家として知られる岩立広子さんが1970年代の後半から蒐集に励んでこられた膨大なコレクションのなかから200点を展示するもので、いまでは手に入らない貴重な作品も数多く見られます。沙漠の風景に映える赤を主体とした配色、精緻な刺繍、表地と裏地のイメージをがらりと変える素材の妙、絣の味わいなど、シルクロードに生きる人々の高い美意識が静かに伝わってくる、不思議な展示になっています。会期は、6月24日まで。
特別展「中央アジアの布」 一シルクロードの民と美一 Textiles from Central Asia : The Peoples and Beauty of the Silk Road 会期:2001年4月3日[火]〜6月24日[日] 後援:ウズベキスタン共和国大使館、パキスタン・イスラム共和国大使館 出品協力:岩立広子コレクション 会場:日本民藝館 開館時間:午前10時〜午後5時 入館料:一般1,000円 大・高生500円 小・中生200円 休館日:月曜日(4月30日[月]開館、5月1日[火]休館) 交通:京王井の頭線 駒場東大前 西口下車徒歩5分 住所:〒153−0041 東京都目黒区駒場4-3-33 電話:03-3467-4527 |
記念講演会
[1]「中央アジアの染織」……4月28日(土)午後6時〜7時30分
講師 ジョン・ギロー氏(民族染織品研究家)
[2]「中央アジアの服飾文化」……5月19日(土)午後6時〜7時30分
講師 加藤定子氏(国際服飾学会理事)
[3]「今日のウズベキスタンの染織文化」……6月9日(土)午後6時〜7時30分
講師 中上正美子氏(中央アジア染織研究家)
各回とも料金は入館料のみ。定員100名(要予約)
井の頭線駒場東大前から徒歩5分。看板も出ています。
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