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↓地平線カレンダー1997 part 2より
【今月の地平線報告会】
97年7月
1979年の第1回から数えて、今回が通算212回目の
地平線報告会となります。
今月の地平線報告会は、7月25日(金)です。報告者は、元女優で、去年7月の地平線大集会で忍者や山伏修行の模様を語って大ウケした、渡辺まち子さん。あの話をもっと聞かせてほしいという熱烈なラブコールに応えて、わざわざ京都から上京してくれることになりました。以下は、地平線通信212号に掲載された、案内です。
●山伏ワールドの冒険
「山伏の世界は演劇的要素が強いんです」と言うのは、元女優でもある渡辺まち子さん。例えば山を駆ける修行では、まず自分の葬式を行います。死者の役割を与えられた修行者は魂となり、死後の世界に見立てた山の中で、精神的修練を積んでいきます。実践を通して仏教の世界を理解するプログラムになっているのです。
高校生の時に、弥勒菩薩の美しさに魅せられた体験が、渡辺さんが仏教に魅かれたきっかけでした。側にいるだけで心安らぐそのパワーを、いつか自分も持ちたいと思ったのです。バイクでの日本一周、舞台/映画での役者経験、ブラジル貧民街での生活、忍者の修行など、これまでの異世界体験すべてが、憧れの弥勒への道につながっているそうです。
今月は、仏教系エンターティナーと自称する渡辺さんに、山伏の世界を案内して頂きます。節談説法(ふしだんせっぽう)という山伏の芸を初め、盛だくさんの企画でお送りします。お楽しみに!!(by 長野亮之介)
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
毎月第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。
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