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地平線ホームページ休止期間中のため、Web上での予告はしていませんでした。
以下は、地平線通信203号に掲載された「今月の案内」です。
フィリピンの舞台裏 「世界中どの国にもウラの社会があって、これがオモテ以上にその国民性をよく表わしているんですよ。特にフィリピンは、裏社会を見ないとわかりにくい国です」。そう話すのは、日本電波ニュース社の高世仁さん。約9年間の東南アジア特派員生活の中で、最も深く関わったのがフィリピンでした。 囚人の腎臓売買問題や、パスポート偽造問題、頻繁に起きる保険金殺人事件などを追っているうちに、裏社会の住人達と接触します。中でも最大の組織が、“シゲシゲスプートニク”。高世さんは彼等の動きを追い続けました。軍部・政権の中枢にまで組み込まれたこの組織の実態を取材するうちに、「裏社会=悪人」という単純な解釈ではすまないフィリピン社会の仕組みに目が開けてきたのです。 「ある意味で愛すべき人達の住む、魅力のある社会なんですよ。彼等の役割を理解しないと、フィリピン社会は語れないんです」と高世さん。今月は高世さんをお招きし、日本とも縁の深いフィリピンに鋭いアプローチをしてみたいと思います。 |
地平線通信203号外
高世仁さんの「フィリピンの舞台裏」は、第5火曜日、29日です。通信に日付けを入れ忘れてしまいました。コメンナサイ! いつものアジア会館(3402-6111)にて、\500円。絶対来てね!
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