9月の地平線報告会


地平線ホームページ休止期間中のため、Web上での予告はしていませんでした。
以下は、地平線通信202号に掲載された「今月の案内」です。




■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介/イラストのなかにある手書き文字)

地平線通信202裏表紙

9/27
FRIDAY
6:30〜9:00 P.M.
アジア会館(03-3402-6111)
\500

群龍の峰々

今月の報告者
 中村保さん

中国、雲南省北部の町、麗江。町の北東には玉龍雪山(5596m)が、手が届きそうな近さに。そのカブトガニのような鋭角的な山容を誇っています。「中国にもこんなアルプス的な山があったのか」と中村保さん(62)は感動しました。時に90年3月。重機械メーカーのサラリーマンとして香港赴任中のことでした。

一ツ橋大学山岳部時代に養った山男の血が騒いだのでしょう。ヒマラヤの東に、その波紋のように連なる横断山脈の山々にすっかり魅せられ、以来11回もの個人的な踏査行を重ねて来ました。開放されはじめたばかりで、まだ知られていないこの地域を、主にランドクルーザーを使って走った距離1万9000キロ。この10月、中村さんは、最高峰、梅里雪山(6740m)の周りを馬で踏査する予定です。

今月の報告会では、出発直前の中村さんにおいで頂き、東チベットと横断山脈の魅力。そして新しい旅への思いを語って頂きます。

※中村さんの踏査行は、『ヒマラヤの東』(山と溪谷社刊)にまとめられ、今年3月出版されています。



地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の生の声を聞くために、
毎月第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。

 

 ☆会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
 ☆時 間:午後6時半〜9時
 ☆会場費:500円



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