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地平線ホームページ休止期間中のため、Web上での予告はしていませんでした。
以下は、地平線通信202号に掲載された「今月の案内」です。
9/27 群龍の峰々 中国、雲南省北部の町、麗江。町の北東には玉龍雪山(5596m)が、手が届きそうな近さに。そのカブトガニのような鋭角的な山容を誇っています。「中国にもこんなアルプス的な山があったのか」と中村保さん(62)は感動しました。時に90年3月。重機械メーカーのサラリーマンとして香港赴任中のことでした。 一ツ橋大学山岳部時代に養った山男の血が騒いだのでしょう。ヒマラヤの東に、その波紋のように連なる横断山脈の山々にすっかり魅せられ、以来11回もの個人的な踏査行を重ねて来ました。開放されはじめたばかりで、まだ知られていないこの地域を、主にランドクルーザーを使って走った距離1万9000キロ。この10月、中村さんは、最高峰、梅里雪山(6740m)の周りを馬で踏査する予定です。 今月の報告会では、出発直前の中村さんにおいで頂き、東チベットと横断山脈の魅力。そして新しい旅への思いを語って頂きます。 ※中村さんの踏査行は、『ヒマラヤの東』(山と溪谷社刊)にまとめられ、今年3月出版されています。 |
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