今月の地平線報告会


※今月の報告会は23日(土)14時から、いつもの榎町地域センター 4F多目的ホールで開催します。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算536回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと501回目となります)。


12月の報告者はジャーナリストの高世仁さんに、ウクライナで起きていること、そこで考えたことについて話していただきます


■今月の地平線報告会の案内(イラスト:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

自由への道のり

  • 12月23日(土) 14:00〜16:30 500円
  • 於:新宿区榎町地域センター 4F多目的ホール

「ウクライナ戦争はボランティアで支えられてるんです」と言うのはジャーナリストの高世仁さん。この10月から11月に掛けて、ハルキウ州、ドネツク州、ザポリージャ州の激戦地を取材しました。「大統領の支持率も実はそれほど高くない。汚職の多い政府は信用されず国民は自由を守るために自発的に前線に物資を補給してるんです。食料やドローン、軍服や軍用車まで」

この国民総抵抗運動の背景には、ロシアから奪還した村に残された大勢の虐殺死体の衝撃も大きかった。取材を進める中で高世さんは別の疑問に突き当たります。日本の大手メディアが危険地帯の取材をしない風潮。命こそ大事なんだから早く降伏すればいいじゃん、という声も。

パレスチナや香港、ミャンマー等世界中で起きている紛争は、日本人にも何かを突きつけているのではないか?「我々は何か大切なものの為に生きるという大義を喪失しちゃったんでしょうか」。

今月は高世さんにウクライナで起きていること、そこで考えたことについて話して頂きます。


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間を除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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