今月の地平線報告会 |
会場側の意向などで突然中止・延期という事態もありえます。このウェブサイトでの案内をときどきチェックしてください。
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算498回目の地平線報告会となります。
10月の地平線報告会は、29日の木曜日、開始時刻は午後6時30分からです。ハガキ申し込みによる整理券をお持ちでない方は会場に入ることができません。今月の報告者は、地平線会議の代表世話人の、江本嘉伸さんです。報告会の様子は後日ネットで配信します。いつもの北京での二次会もありません。
地平線の根っこ
「外大山岳部でアイゼン技術を叩きこまれてたおかげで、7700mまで登れたんだ。そこではじめて、三浦雄一郎がこんなところでスキー滑降に挑戦したことのスゴさに感動した」というのは、元・読売新聞記者の江本嘉伸さん(80)。'75年のエベレスト日本女子登山隊同行取材時のエピソードです。 その5年前、日本人が初めてエベレスト登頂を成し遂げた'70年は、日本山岳会隊と三浦氏率いるエベレスト・スキー隊が同時期にアタックするという意味でも画期的な年でした。「朝、毎、読の大手三紙の記者が現地に揃ったほど、当時は社会的な大事件だったし、行動者も命がけだったなあ」 '79年、仲間と共に《地平線会議》を立ち上げた江本さんの念頭には、エベレストに見た、探検、冒険をする「行動者」の“生き方の美しさ”を記録に残したい!という強い思いがありました。今年で創設43年目。年末には500回を数えるはずだった報告会の根底には'70年のエベレストがあったのです。 COVID-19のため今年4月以来休止していた報告会を今月久し振りに再会し、江本さんに'70エベレストを振り返って頂きます。半世紀を経てあらたに分かった秘話、そして地平線会議の歩みも語って頂きます。 ※会場の制限のため、人数限定の事前予約制となります。整理券をお持ちでない方は会場に入ることができません。ご了承ください。 |