今月の地平線報告会


※今月はいつもの新宿スポーツセンターで開催します。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算490回目の地平線報告会となります。


2月の地平線報告会は、28日の金曜日、開始時刻は午後6時30分からです。今月の報告者は、北大の獣医学部出身で、カトリック教会のシスター(修道女)としてMMS(メディカル・ミッション・シスターズ)に所属し、インド東北部などで医療活動を続けてきた延江由美子さんです。

[2月28日追記]本日の地平線報告会は開催します。入口に除菌スプレーを用意しました。
二次会は中止になりました。

[2月26日追記]二次会はいつも通り実施する予定とアナウンスしていましたが、今回は報告者とも相談のうえ、地平線会議としてはやらないことになりました。直接お店(北京)に行かないようにお願いします。

いまのところ報告会は実施する予定ですが、会場側の意向などで突然中止という事態もありえます。ウェブサイトでの案内を見てから参加してください。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

インド北東部ミッション・ポッシブル!

  • 2月28日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「ナガ族の人達は納豆を食べるんですよ。ピリ辛でおいしい」と言うのは延江由美子さん。医療支援を旨とするカトリック修道会MMS(メディカル・ミッション・シスターズ)の唯一の日本人シスターとして、インド北東部で'07年からハリやマッサージなどのケア活動やセラピストなどの活動を行っています。

インド北東部7州のうち、ナガランド、マニプルなど5州はチベット・ビルマ語系の先住民族が中心の地域。「顔も日本人に似てるから、私も修道服を着ないと現地の人と思われるの」。第二次世界大戦の時は日本軍が侵攻し、戦後は独立運動を巡ってインドと長く争うなど複雑な歴史のある地域です。

もともとは獣医を目指していた由美子さん。アフリカで獣医になりたいと他街道大学の獣医学部に進み、資格も取得したものの、何か違和感を覚えました。高3の時に一年留学したアメリカでクリスチャンのホストファミリーに人生が変わるような出会いを感じて学生時代に入信した由美子さんは卒業前にマザーテレサに会い、針路を看護師へと変更します。

社会人を経て渡米し、ワシントンの大学で看護師に。この頃MMSを知り、その活動に共感してシスターとなり、インドのミッションに参加し、今に至ります。修道女社会での軋轢や、インド北東部の独特な文化などに戸惑いながらも「私、文化人類学的な興味もあるので面白い」という由美子さんに、知られざるインド北東部の暮らしを語って頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

二次会はいつも通り、早稲田駅近くの中華料理店「北京」で開催する予定です。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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