今月の地平線報告会


※今月はいつもの新宿スポーツセンターで開催します。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算485回目の地平線報告会となります。


9月の地平線報告会は、27日の金曜日、開始時刻は午後6時30分からです。今月の報告者は、北極冒険家の荻田泰永さんと若い仲間たち。詳しくは後日。開始は午後6時半から。荻田さんの報告をたっぷり聞かせていただこうと、いつもの9時ではなく、9時半終了になります。そのため、地平線会議主催の二次会もおこないません(各自で流れます)。ご注意を。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

知らない世界に自分を置く

  • 9月27日(金) 18:30〜21:30 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「体験した時は、それがなんだかわからない。それでいいんです。僕もそうでした」と言うのは北極冒険家の荻田泰永さん(42)。20代初め、大学を中退して将来のあてもなかった荻田さんはたまたまTVで見た冒険家の大場満郎さんに衝撃を受け、コンタクトを取り、一緒に北極圏700kmを歩いたのが人生の岐路でした。今年3月、荻田さんは20代の男女12名と共にカナダ・バフィン島700kmを歩きました。

「いつかこんな時がくるかなと思ってた…。12人は全員ド素人。僕は企画の表明だけして、あとは自主的にやりたいと門を叩いた人だけ受け入れた。極地の旅は“お客さん”じゃいられないので」と荻田さん。「生き抜く術は僕の経験を伝えるけど、基本はそこに身を置くことでのみ」。荻田さんの手の平の中、泣き笑いに満ちた29日間でした。

一方で荻田さんは毎年夏休み期間に小学生と国内160km(100マイル)歩く旅も企画しています。6年生限定でこちらも無告知、突然受付開始ながら30分で満員。8年目の今年は岡山〜今治〜高知を2回にわけて歩きました。

ルートと宿泊予定地のみ決めてプログラムなどは一切なし。「旅は何が起きるかわからないのが醍醐味。基本はキャンプだけど、アウトドア原理主義じゃないので、外食も宿泊もありです。大事なのは、ヘンな大人と過ごす10日間のプロセスです。」

今月は荻田さんと若者たちに異世界の旅を語って頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今月は終了時刻が21:30となるため、地平線会議主催の二次会はおこないません

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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