今月の地平線報告会


※今月の会場は新宿スポーツセンター2F大会議室

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算469回目の地平線報告会となります。


5月の地平線報告会は、18日(金)第3金曜日です。開始時刻は午後6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、山梨の農山村で農業や狩猟を体験した後、南北米大陸や日本各地を自転車で訪ねて、持続可能な生き方を探っている青木麻耶さんです。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

風来坊のビジョン・クエスト

  • 5月18日(金) 18:30〜21:00 500円 ※今月は第3金曜日です!
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「道すがらの、何の変てつもない土地の暮らしに触れられるのが、自転車旅の魅力かな〜」というのは青木麻耶さん(31)。京大森林科学科から東大の修士を出て銀座にある企業でOLをしていたときに、風来坊の虫が騒ぎ出します。一年半で退社し、環境問題への興味から、NPO法人津留環境フォーラムへ。

当時スタッフは5名。3万人の社員の一人だったOL時代とは全く違います。「失敗ばかりの苦い思い出」の中で、馬耕や狩猟など自然と共生する先人の知恵に接しました。様々な事情で二年半後にNPOを退職。逃げるように選んだのは、幼少期に住んだアメリカへの“旅”でした。

少しだけサイクリングをしたことがあった自転車を旅の手段に決めたものの、パンク修理も野宿もほとんど経験の無いまま、'16年5月に南北アメリカ縦断に出発します。一年に及ぶ旅の中で、ボリビアのアタカマ砂漠での体験が強烈でした。250kmの砂地では自転車を押して歩き、一日20〜30kmしか進めません。人にも会わず「毎日泣きながら」ひたすら自分と向きあう日々。挙句に事故で死にかけます。

一万一千キロを走破して一年後に帰国。海外の旅で母国のことを知らない事に気づき、日本国内を「お金もないし、やむなく自転車で」縦断。この4月から大分県湯布市に移住しました。麻耶さんは旅に何を見て、なぜ大分を選んだのでしょうか。今月は青木麻耶さんに、風に吹かれた旅の話をして頂きます。お楽しみに!


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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