今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算466回目の地平線報告会となります。
2月の地平線報告会は、23日(金)。開始時刻は午後6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、アメリカでの暮らしを通して現代文明の終末を見つめる作家・森田靖郎さんです。
歴史をやれ、旅をしろ
「資本主義を牽引してきたアメリカ文明が揺らいでる。文明末は、想定外の事が起きるんだよ」と言うのは森田靖郎さん(71)。中国をテーマに、文革や天安門事件、蛇頭などを深く取材したノンフィクションを発表し続ける作家です。 地平線会議の発起人の一人でもあります。この数年、森田さんは欧州や米国に拠点を持ち、これまでとは違う立ち位置から中国、そして日本の動向を見守ってきました。「アメリカは建国以来、破壊と再生を繰り返してきたけど、それも行き詰まってきた。トランプ大統領の誕生は、アメリカの本能的な危機意識を反映しているのかも」と森田さん。 価値観が揺らぎ、不安渦巻く時代に流されないためには、《文化》が拠り所になると説きます。「西欧人にうらやましがられる日本の精神文化とは何かを探っているところ。それを知るためにも歴史を繙き、旅で多様な視点を培い、現実に起きる現象を観察するのが僕の流儀」。 歳を重ねるにつれ、ますます好奇心が強くなり、向学心が旺盛になってきたのが自分でも意外」と言う森田さんに、文明末の歩き方を語って頂きます。必聴!! |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
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今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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