今月の地平線報告会


2017年5月26日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算457回目の地平線報告会となります。


5月の地平線報告会は、26日(金)。開始時刻は6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は第57次南極越冬隊の隊長をつとめてこのほど帰国された樋口和生さん。かつて貞兼綾子さんのプロジェクトに参加して、ランタン村で小規模水力発電設置にかかわった経験もお持ちです。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

隊長はつらいよ
 フーテンの和(カズ)、ヒマラヤ、南極流れ旅

  • 5月26日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「南極には、隊長じゃなければ、また行きたいですね!」というのは、国立極地研究所職員の樋口和生さん(54)。今年3月に帰国した第57次南極越冬隊長を務めました。樋口さんはこれまでに50次、52次にも参加しています。「前の2回は一般から応募したヒラ隊員で、隊員の安全管理のシステム作りという、自分のやりたいミッションに集中して取りくめました」と樋口さん。

大阪出身。北大山岳部で山と自然に目覚めます。卒業後に参加したネパールヒマラヤのランタン村支援プロジェクトで、様々なプロが集まる混成チームの面白さを知りました。

「南極越冬隊は、異業種プロ集団の究極的なムラ社会。長時間一緒に暮らす中で、毎回違う“文化”が生まれていくのが面白い。でもこの集団を安全に率いていくのは大変でした。帰国して皆が家族と会ったのを見てようやくホッとしました」。

5年前に現職につくまでは、北海道で山岳、自然ガイドとして活躍していた樋口さん。自然体験のNPOを立ち上げるなど、自然と人をつなげる活動を一貫して続けてきました。南極体験は樋口さんの行動にとってどのような位置を占めるのでしょうか?

今月は樋口さんのユニークな足跡を語って頂きます!


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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