今月の地平線報告会


2017年2月24日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算454回目の地平線報告会となります。


2月の地平線報告会は、24日(金)。開始時刻は6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、編集者の大西夏奈子さん。この冬のモンゴル滞在を中心に、 大きな変革の時代を迎えたモンゴルのいまを語っていただきます。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

むきだしモンゴル

  • 2月24日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「人に対して壁を作らない。ホント、ラテン系民族っぽいんですよ! 一言でいえば“むき出し”なんです」。モンゴル人の印象をこう評するのは大西夏奈子さん(36)。出身高校の大先輩、探検家の関野吉晴さんに憧れつつ「何故かわからないけど」東京外大モンゴル語学科に進みます。学生時代に訪蒙しますが、当時はピンと来ず、卒業後はモンゴルと無関係の仕事をしていました。

2013年、当時〈第二のアブダビ〉とも言われた経済成長中のモンゴルに興味をひかれ、12年振りに再訪します。そこで感じたのはニュースと現実のギャップでした。豊富な地下資源の価値が注目され、IT機器も普及。一方で日本など海外の核廃棄物処理なども検討され、また急激な社会変化のひずみもありました。しかし生活形態が変化しても人々の暮らしには昔ながらの風習が深く根づき、民族への誇りからくる熱気にあふれていました。

蒙古襲来と大相撲だけじゃない、ナマのモンゴルの魅力にはまった夏奈子さん、現在はフリーの編集者、ライターとしてモンゴルに通いつつ日蒙のつながりを深めたいと考えています。

今月はモンゴルの魅力と現状について大西さんに語って頂きます。応援団として元・駐モンゴル日本大使の花田麿公さんにもおこし頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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