今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算452回目の地平線報告会となります。
12月の地平線報告会は、23日(金)。開始時刻をいつもより30分早めて6時から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、近代的航法機器を使用しない、古代からのスターナビゲーションで南太平洋の島々を航海してきた光菅修さんです。
星に牽(ひ)かれて乱海を渡る
「すごい船酔いと四六時中体が濡れてる状態にようやく慣れたのは、出航後4週間経ってからでしたねー」というのは光菅(こうすげ)修さん(40)。今年3月〜5月にかけ、ポリネシアの伝統的な航海術、スターナビゲーションを使った69日間の旅を経験しました。 有名な伝承者のマウ・ピアイルグ氏の息子であるセサリオ船長のもと、パラオ人2名、ミクロネシア人3名、米国人1名、日本人2名、計10名のクルーの一員となった光菅さんでしたが、船上生活は全くの初心者でした。 '06、'07、'13年と、今回の航海船双胴の大型カヌー、マイス号の制作を手伝ったり試乗した関係から思いがけず乗り込んだものの、長い海上生活も初めてなら、船上作業もその場で習い、その上嵐のために日程も全く読めず、勤め人の光菅さんの運命や、如何に?! 「嵐の中、クルーの一人が海に落ちたのを見たとき、死を感じました」という光菅さんに、南太平洋の旅を語って頂きます。 |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
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今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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