今月の地平線報告会


2015年10月30日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算438回目の地平線報告会となります。


10月の地平線報告会は、第5金曜日の30日(金)に、いつもの新宿スポーツセンターで実施します。今月も午後6時30分からの開催となります。

報告者は、浅草で人力車夫をしながら、徒歩での南極点到達をめざす阿部雅龍さんです。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

南極の白い跡

  • 10月30日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター2F

「幼少の頃体が弱かった僕には、はるかに遠い偉人だったけど、ずっとあこがれて来ました」。【夢を追う男】という肩書きを名乗る冒険家、阿部雅龍さん(32)がこう語るのは、日本人で初めて南極大陸を探検した白瀬矗(のぶ)中尉のことです。

明治45年(1912)に大陸のロス氷棚に上陸を果たし、行程の最南端を大和雪原(ヤマトユキハラ)と名づけて国旗を立てました。白瀬中尉と同郷、秋田生まれの阿部さんは学生時代にやはり冒険家の大場満郎さんが主催する冒険学校でスタッフ勤務。ここで一発発起します。南米大陸自転車縦断、アマゾン川単独筏下り、ロッキー山脈縦走などの経験を積み、30代でいよいよ南極に目標を絞りました。

今年3月から5月にカナダ北極圏単独徒歩500kmを走破。'16年にグリーンランド1200kmを予定し、'17年の南極上陸を目指しています。現在は浅草で人力車夫として毎日20km走りつつ資金準備。「白瀬中尉から僕が受けた夢を、次世代にも伝えたい」という阿部さん。

今月は阿部さんの夢を追う生き方を語って頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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