今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算411回目の地平線報告会となります。
7月の地平線報告会は、19日(金)に実施します。報告者は、今年ローツェに登頂した石川直樹さん。ひさびさの登場です。いつもより1週間早い開催なので、ご注意ください。
会場の定員を超えた場合は、入場できません。ご了承ください。
欲望の天嶮
「エベレストって、欲望が渦巻いてる特殊な山なんですよ。名声とか征服欲とか、昔からいろんな欲望の対象になって磁石みたいに人をひきつけてきた。しかし一方では聖地として崇められてもきた。決して孤高の山じゃないんです。その二面性が面白いなあ」というのは写真家の石川直樹さん(36)。'01年にチベット側からエベレストに登頂し、10年後の'11年にネパールから登頂。どちらも公募登山隊で登り、2度目には登山をサポートするシェルパ族の文化に魅せられました。 以来、'12年にはマナスル、'13年にはローツェ登頂と、ヒマラヤ界隈に通い続けています。「エベレストを隣の山から同じ目線でちゃんと撮りたいんです。そういう写真がありそうでないんですよ。誰もが知った気になってる既存のイメージを、写真でひっぺがしたい。ラクな登山と思われてる『公募登山隊』が果たしてきた役割を伝えたり、昔とはずいぶん変わってきたシェルパ族の今の姿を記録するのも同じ発想かな」と石川さん。 今月は石川さんにエベレストの新たな魅力について語って頂きます。 |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
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今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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