今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算402回目の地平線報告会となります。
10月の地平線報告会は、26日(金)に、いつもの新宿スポーツセンターで実施します。
報告者は、カナダ北極圏に通い続ける“北極圏の居候”、東海大学探検部OBの街道憲久さんです。
ひもじい北極圏
「今回はひもじかったなー」と9度目の北極圏居候暮らしを振り返るのは、街道憲久さん(63)。東海大学カナダ北極圏調査隊員として'70にケンブリッジ・ベイに長期滞在し、先住民イヌイットの文化に出会います。カリブーやアザラシなどの狩猟を生活の根としたイヌイットの暮らしは、個人の生活技術と“食う”ことが直結した日々。“お金なんか無くてもなんとかなるさ”というおおらかさがまかり通る時代でもありました。 ハードだけどシンプルな彼等の生き方に魅せられた街道さんは、時には家族連れで、時に一人で現地に通い続けてきました。しかし、次第にイヌイットの生活も「お金」と「効率」に染まっていきます。この夏の9年振り9度目の訪問では、なかなか狩に出られない友人の姿を目にし、居候がしづらい時代になったと実感しました 今月は街道さんに、イヌイットの世界の魅力を語っていただきます。 |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
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今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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