今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算389回目の地平線報告会となります。
今回は祝日のためいつもより30分早く18:00から開始となります。ご注意ください。
二次会はいつもの北京で。
2011年9月の地平線報告会は、23日(金)です。場所は、いつもの新宿区立新宿スポーツセンターで。報告者は、『空白の五マイル』で三つの文学賞を取った角幡唯介さん。以下は地平線通信383号に掲載された案内より。
乱氷とツンドラ
「とにかく広大で、隔絶感がすごくて」というのはこの春、北極圏1600キロを無補給で踏破した角幡唯介さん。気鋭のノンフィクション作家で探検家。早稲田大学探検部時代から憧れていたという極北の地に挑んだのは、19Cの英国・フランクリン探検隊の悲劇を知ったのがきっかけでした。欧〜亜を結ぶ新航路を探して遭難し、129名が全滅。この隊の推定ルートを辿り、彼等に何が起こり、何を感じたのか、肌で確かめたくなりました。 3月中旬にレゾリュートを出発し、ジョアヘブンまでの前半1000キロは氷海上をスキーで歩きます。ベイカーレイクまでの後半は見渡す限りコケしかないツンドラの陸路。乱氷が例年に増して多かった前半は予想以上に消耗し、シロクマでも食べたいと思うほどの空腹を感じました。「でも本当に当時の目で風景を見るなら、地図もGPSも使えない。次はアプローチの仕方を考えないと…」。 今月は角幡さんの新たな旅のはじまりを語って頂きます。 |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
|
今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
|
|