今月の地平線報告会


2011年3月25日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算383回目の地平線報告会となります。
計画停電の影響で会場が19:00で閉館となるため、開始時刻は16:30となります。ご注意ください。

二次会の場所や時間も未定です。直接北京に行かないで、必ずトップページをご覧ください。


2011年3月の地平線報告会は、25日(金)です。場所は、いつもの新宿区立新宿スポーツセンターで。報告者は、作家の森田靖郎さん。インターネットを活用した市民の叛乱が勃発するなか、中国の「ジャスミン革命」はどうなるのか。昨年の「黄雀飛んだ日」に続く報告です。以下は地平線通信376号に掲載された案内より。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

網に絡まる龍の行方

  • 3月25日(金) 16:30〜19:00
  • ¥500
  • 於:新宿区立新宿スポーツセンター(03-3232-0171)

「今の中国を見ていると『国家』ってなんだろうってすごく考えさせられるんですよ」というのは作家の森田靖郎さん。80年代初頭から現代中国をテーマに据え天安門事件以降は民主化運動の闘志達や、ウラ社会のシステム等を追って緻密な取材を重ねてきました。

昨年ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏とも親交がありました。「西の視点からは『平和』につながる行為が、中国内では国家の平和を乱す犯罪とされています。インターネット(中国語で“国際互聯網”)も両刃の剣で、今の中国のビジネスには欠かせない一方、ジャスミン革命の萌芽など国家の脅威になっている」。中国という巨龍が情報革命の波にどう対応するかが、これからの「国家」を考える上でとても興味深いと森田さんは考えます。

「日本は隣人、中国の等身大の姿を知らなすぎると思うよ。政府もマスコミも、アメリカ経由の誇張された情報に頼りすぎてる。肥大化したイメージに勝手におびえても仕方ないでしょ。日本という国のありようを考える為にも、中国の姿を正しく見ないとアカンよね」。

今月は日本有数の中国ウォッチャー森田さんの視点を語って頂きます! お見逃しなく!

※電子出版化予定のオリジナル既刊本を少々持って来て下さるそうです。もしかすると恒例ケーナ演奏も!?


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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