今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算380回目の地平線報告会となります。報告者は、地平線会議の創設メンバーの一人で、登山学校の講師を長くつとめてきた伊藤幸司さんです。
2010年12月の地平線報告会は、24日(金)。
宇宙にひとつだけの輝くゴミ
35年前から12年に渡って刊行された“あむかす旅のメモシリーズ”をいう本がありました。B6版、最低50ページ以上。各巻全ページが著者の手描き原版を元に印刷され、世界各地が舞台のユニークな日本人の旅の記録を世に発表したのです。ちなみに、最終第89巻の著者は金井シゲさんでした。赤い表紙が印象的なこのシリーズを企画・編集したのが伊藤幸司さん。 「社会的には価値が認められにくい行動でも本人にとってはキラキラと輝く宝石みたいなものですよね。その光を発信しておけば、いつか、どこかで、誰かを照らすかもしれない。メモシリーズはその精神で続けていたし、地平線会議の大きな柱もそこだったんだよ」。 伊藤さんは地平線会議の趣意書を起草した当人でもあります。ワールド・ワイド・ウェブが発達し、情報発信も検索も自在な今、輝くゴミをどんどん発信すべきだと伊藤さんは言います。本業のライター、編集者業と平行し、近年は山岳ガイドとしても膨大な記録を発信している伊藤さんに、記録と情報の扱い方と、伊藤流発信術を語って頂きます。お楽しみに! |
新宿スポーツセンター〒169-0072 高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。 |
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今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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